今月7日、2015年度のピティナのコンペティション入賞者たちによる「ピティナ・ヤング・ピアニスト・コンサート」が開催されましたので、その模様をお届けいたします。
会場は金沢市アートホール。
金沢を訪れる著名なアーティストもリサイタルを行うような、音響的にも優れたホールです。
プロが十分に演奏を観客に伝えることのできる、そんなホールで演奏できる幸せをきっと出演者のみなさんもかみしめていたはず!
スタインウェイのグランドピアノを弾いて、みなさんいろんなことを感じられたことと思います。
これまでの練習の積み重ねがうまく昇華されたことでの充実感もあったでしょうし、新たな課題もあったかもしれません。
また今年のコンペティションもはじまりますので、きっと次回に活きてくるんだろうなと思うとなんだかわくわくしました。
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そして、今回は本年度ピティナ特級グランプリとなった篠永紗也子さんもゲストとしてご出演いただきました。
演奏曲目はショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送」。
プロへの道に邁進しているピアニストの演奏に触れるというのは、何物にも代えがたい刺激があったはずです。
観客の方々の気持ちを揺さぶるような表現というのがどういうものか、篠永さんの演奏をきいて感じ取った方も多いはず。
一緒のステージをつくったという思い出とともに、新年度も自分の演奏をぜひ極めていってください!