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クラポップ・アンサンブル2018 レポート

5月12日に開催された多摩南地区ステップでは、
今年もクラポップアンサンブルの企画が開催されました。
子供から大人まで20名の参加者の方々が、
ベースやドラムのプロの奏者の方とアンサンブルを楽しみました。
今回は、毎年ご参加頂いているピアノ弾き語りの方に加え、
ヴォーカルが加わった4人での演奏もあり、演奏形態にも広がりを感じました。

クラシックとポピュラーの両面から音楽を見つめる「クラポップ」。
日頃クラシック中心のピアノ演奏や指導に携わっている私達にとって、
ジャズのピアノトリオの演奏体験は、
音楽の大切なポイントを発見できる貴重な体験だと私は確信しています。
事前のリハーサルでは、ベースやドラムの先生からポピュラーの見地から
多くのアドバイスが頂け、そのことを演奏に活かすことで、
クラシックの演奏や指導の新たな発見に繋がります。
アンサンブルのサウンドを体験することで、
日頃のピアノ演奏の幅が広がることは間違いありません。

リハーサルから本番まで熱心にサポートして下さいました、
村井俊夫先生、大澤基弘先生、ありがとうございました!

そしてご参加頂いた皆様、熱演ありがとうございました!

下記、村井先生、大澤先生からのメッセージ、
そして参加者の方々からの感想(抜粋)掲載します。
貴重な感想ありがとうございました。

次回、クラポップ・アンサンブルのステージで
皆様にお会い出来ますのを楽しみにしています!


alegria多摩南ステーション    多喜美穂
先生方からのメッセージ
村井俊夫先生のコメント
  • 毎年、緊張感と高揚感に満ちたステップ、私も気を引き締めてサポートに臨んでおります。 出演者の皆さんには、まずは軽音楽アンサンブルの楽しさ、リズムに乗る感覚を味わって頂けたら、という思いで伴奏しています。 クラシックが極上のレシピであるとすれば、軽音楽は創作料理かもしれません。ご自分の采配で見本とは違う料理が出来上がる可能性、 そして、その料理はもしかしたら見本よりも味わい深いものかもしれません。 また来年も皆さんの楽しい味付けを楽しみにしています。
大澤基弘先生のコメント
  • クラポップのアンサンブルに参加された皆様、そして指導された先生方、お疲れさまでした。 今回も、たくさんの熱演に共演できて、とても充実した一日になりました。 アンサンブルの時は、自分の都合で止まったり、弾きなおしもできないので演奏が難しくなると思います。 でも、うまくリズムに乗って演奏できると一人だけでは味わえない楽しさが感じられるはずです。 ジャンルに関わらず、いろいろなアンサンブルがあるので、もしチャンスがあれば、 どんどん体験されると良いと思います。ご家族やお友達と一緒に演奏してみると良いと思います。 さらにパワーアップした皆さんとまた来年ご一緒するのを楽しみにしています。
参加者の方の感想
ジュニア
  • リハーサルでベースやドラムの先生と合わせて、こんな風になるんだ!・・と本番が楽しみになりました。本番はたくさんお客さんがいてすごく楽しかったです。今から、来年はどんなジャズの曲を弾こうかとワクワクしています。また来年も、絶対出たいです。
  • クラポップにはこれまで何度も参加し、毎回アンサンブルの楽しさを味わっています!ベース、ドラムとの演奏は貴重な機会で、一人で演奏するのとは違った面白さがあり、また参加したいと思っています。ありがとうございました!
  • 1人で弾く時と比べて、本番は伴奏やベース、ドラムの音が重なって楽しさが増えました。特にサビの所がとても楽しかったです。
参加した生徒さんの指導者
  • 参加生徒も観客も楽しめる素晴らしい回だと感じました。音楽を学び楽しむ者全員(講師も生徒もお客様も)がフラットな雰囲気がとても良かったです。ぜひまた参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました!
グランミューズ
  • 今回で3回目になります。ステップ本番までの目標に向かって進める事に、会を重ねるたびに喜びを感じています。リハーサルから、アンサンブルの音合わせでドキドキです。 "体を柔らかくしてメロディーを歌う"という美穂先生からアドバイスを今後も目標にしていきたいです。次回のステップで、また皆様の演奏を聴けることもとても楽しみです! ありがとうございました。
  • 毎年楽しく参加させていただいています。 今回は、歌のお友達と参加しましたので、演奏中は、いつもよりも更に豊かなサウンドの中に自分がいる、という感覚を味わえて、素直に音楽って楽しい~!と思える幸せな時間となりました。楽しいと、音楽ってまたやりたくなりますね!来年も是非参加したいと思います。
  • アレグリアステーションのステップに参加させて頂いて今回で4回目になります♪ 美穂先生のクラポップアンサンブルを通してドラムとベースのトリオで演奏する楽しさを味わってからと言うもの、今ではすっかり毎年恒例行事の様になっています。 何回経験を重ねてもドキドキしたり緊張は隠せませんが、一緒に音楽の鼓動を感じながら寄り添ってくれる存在があるって本当に楽しくてワクワクします。 また、先生方からの的確なアドバイスを頂けた事で今までと違う弾き方や音色に出会う事ができて大変感謝しています。 自分の演奏だけではなく、皆さんの素敵な演奏が聴けるのも毎年楽しみです♪こんな素敵な経験をさせて頂いて感謝しております。
  • 継続して参加させていただいております。1回目、2回目あたりは緊張で奏者の先生方の音も自分の音も聞く余裕が無く思い返すのも怖いくらいの内容だったと思います。 続けることにより緊張より楽しさの方が勝るようになりました。毎日が忙しいこともあり完璧な練習はできないのですが美穂先生からのアドバイスポイントをおさえることとステージでもらうパワーが上手く合体してくれてここ数回私なりに満足できる内容と思っております。 バランスについてアドバイスを受けるとハッとすることがあります。こういう点については自分も先生なんだから気付かなきゃいけないなと思うこともあります。カッコ良く弾くことについては、自己流より聞いてもらいみんなで創り上げていく、こういう過程は好きです。この経験がクラッシックに活かせたらと考えますが何年後になるか... しかし、確実に生徒指導にはクラポップアンサンブルの知識と経験が活かされております。来年は何を弾こうかなぁ、またビビビッとくるときがあるとエキサイトすると思います。
ヴォーカルの方
  • とても楽しく気持ちよく演奏できましたし、演奏の幅が広がる、とても貴重な体験でした。 参加者の年齢もさまざま、楽器編成もさまざま、なかにはハンディキャップのある方もいらしたり、また選ぶ曲もさまざま、みんながそれぞれに頑張っている姿に心が動きましたし、また、前日のリハで会った参加者同士で励まし合ったりと、(審査の先生もいらっしゃるので緊張感もありつつも、)会場はあたたかな雰囲気でした。ホールが円形なのも影響していたかもしれません。その中でわたし(たち)も割合のびのびと演奏できたように思います。さまざまな事前準備をなさってくださった多喜先生を始め、演奏を支えてくださったベースとパーカッションの先生方、審査の先生方、場を作るすべての方々に感謝いたします。
弾き語りの方
  • 今年もalegria多摩南ステーションピアノステップに参加させて頂き心より感謝申し上げます。こちらでの参加は4回目となりました。 回を重ねますと喜び楽しみだけでなく、もっと良い演奏をしなければ...という思いも出てきて緊張の中での演奏となりました。 前日のリハーサルでアドバイス頂いた事を踏まえて曲全体のストーリー性とビート感、バランスに注意して演奏しました。やはり継続してステージを体験する事が大切だと痛感しました。 トークコンサートではピアノとベース、そしてドラムのそれぞれの役割の大切さを学べました。多喜美穂先生の心に響く素晴らしい演奏を拝聴出来て幸せでした。 ジャンルを超えて音楽の魅力を発見しました。 また、それぞれのアドバイザーの先生方のお話も大変興味深く多くの事を学べました。 また参加させて頂きたいという思いに溢れました。皆様方に心より御礼申し上げます。本当に有難うございました。

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