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クラポップ・アンサンブル2016 レポート

alegriaステーションのステップでは、ピアノ、ベース、ドラムのアンサンブル体験が出来る企画を毎年行っています。

今年も5月15日のステップにて、小学生からピアノ指導者まで、24名の方が演奏して下さいました。
今回は、ピアノトリオの形態に鍵盤ハーモニカ3人が加わり6人で演奏する参加があり、アンサンブルの広がりを感じました。

参加者の皆様、熱演ありがとうございました!

クラポップ・アンサンブルは、ピアノ、ベース、ドラムの講師によるアドバイス付きで、
「①2週間前リハーサル+ステップ本番  ②2週間前リハーサル+前日合わせ+ステップ本番  ③前日合わせ+ステップ本番」
の3つからコースを選び、アンサンブル体験が出来ます。

この企画は長く続けていますが、はじめて参加される方も経験者の方も、リハーサルや合わせのアンサンブル体験で、多くの事を発見されている事がわかります。
アンサンブルの体験は、ピアノの演奏や指導に役に立つことが満載なのですね!

参加者の方から頂いた感想からも、多くの発見があったこと、そしてとても楽しい体験だったことが伝わってきます。
頂いた感想の抜粋を下記に掲載しますのでご覧下さい。貴重な感想ありがとうございました。

そして今年も熊本から弾き語りでのご参加を頂きました。
大きな災害があったためご参加頂けないかと思いましたが、「音楽の力で何か出来ることを・・・」という熱い思いから参加を決心されたとのこと。その思いは素晴らしい歌声となり会場を包みました。
思いを綴ったメッセージを頂きましたので、感想のコーナーに掲載させて頂きます。
熊本が一日も早く復興する事を祈っております!

最後になりましたが、リハーサルから本番まで熱心にサポートして下さいました、村井俊夫先生(ベース)、大澤基弘先生(ドラム)、ありがとうございました!

来年もクラポップ・アンサンブルで皆様にお会い出来るのを楽しみにしています。

alegria多摩南ステーション 多喜美穂
参加者の方から頂いた感想
小学生
  • はじめてのアンサンブルで少し緊張しました。本番、ベースとドラムにつられてしまうかと思ったけどそんなにつられませんでした。間違えてもそのまま続けられて良かったです。もう一度やってみたいと思います!(M.T)
  • アンサンブルとても素敵でした。色々な経験が出来てとても勉強になったと思います。(お母様)
高校生のお母様
  • クラポップは、いつも参加するとhappyな気分になります!演奏を終えて、戻ってきたエリカの第一声は『楽しかった!!ベースとドラムに合わせた時の、息が合った瞬間が気持ち良かった~』とソロとは違う魅力を感じられたようで、私も嬉しく思いました。来年もクラポップ出たい!とエリカも思っているようですので、是非参加させて頂けると嬉しいです。
ピアノ指導者
  • 私はどっぷりクラシックで育ち学んできたので、実をいうとスタンダードジャズなどは苦手ですし、やりたいともあまり思わないのですが、 今回やりたいと思える曲があって参加させていただきました。すると練習の度にアンサンブルの楽しさとか醍醐味を私なりに感じることができ、やはり参加できて良かったと思いました。拍に乗ることで音楽を体で感じ、ドラムとベースに支えられて運ばれているような感覚になりました。また、キメのところで呼吸が合った時の気持ち良さはアンサンブルならではのものでした。クラポップ体験はクラシックを弾く上でも大切なことが学べる貴重な機会であることを実感しました。ぜひまた参加したいです。(M.K)
  • 普段私は、歌やフルート、ヴァイオリンの伴奏など、ピアノがメロディ楽器を支えるアンサンブルは経験出来るのですが、ドラムとベースと一緒に...の経験は少ない現実があります。ピアノトリオは、ピアノが支えてもらえる感じが嬉しく、そして1人では無いという安心感からか、楽しんで演奏出来ました。グループレッスンでは、他の方の演奏を客観的に聴くという事が出来るので、サウンドの全体像を感じ取れ、大変勉強になりました。バランスも含めて、自分の音が音楽全体の中でどんな役割をしているのかな?と考えながらの演奏・・・・
    その移り変わりもスリルがあり、ソロ演奏とは違う難しさも感じました。参加して良かったです。ありがとうございました。(M.M)
  • 今回は、スタッフの音楽仲間とのアンサンブルで参加でした。昨年から、鍵盤ハーモニカの講座に一緒に参加し、アンサンブルの楽しさを共有していましたので、ステップで演奏することにしました。タンギングの仕方、呼吸の合わせ方など、アンサンブルの奥深さを改めて学び、ピアノと違う楽器を演奏することで、またいろいろと勉強になりました。そして本番は、一緒にアンサンブルできる音楽仲間がいることに幸せを感じ、感謝の気持ちで一杯!音楽を楽しむことができ嬉しく思いました。(K.O)
  • 回を重ねるごとに奏者の先生とも距離が縮まるように感じ、初回のような緊張はありませんでした。毎回奏者の先生方が同じ、というのは大変良いことだと思います。毎回出演される先生方の演奏を聴いていて、皆さんそれぞれ楽しんで演奏したり、想いがこもっていたりすごく進化している!と聴いていてとても勉強になりました。(T.T)
  • クラポップ、皆さん上手になっていてビックリでした。やはり、継続は力なり!ですね。(T.N)
  • 今回初参加でした。素晴らしい会場で美穂先生のご指導の下、ドラムとベースの先生とのアンサンブルは、私にとってとても胸高鳴る体験でした。 ピアノソロでは味わう事の出来ない心地良いビートと低音の響きの中に、自分のピアノの音を広げていく演奏は言葉では言い尽くせない魅力があります。 新たに魅力的な体験を・・・と思っていらっしゃる方におススメです!!(R.Y)
最後に熊本からご参加頂いた指導者の方のメッセージを掲載します。
  • 私は熊本から昨年に引き続き2度目のクラポップ部門の参加でしたが、生涯忘れ難いステップとなりました。
    4月14日震度7の前震、4月16日震度7の本震と2度の強烈な地震を体験し、それまで当たり前に音楽と向き合えていた日常がピタリと止まり、何かスーッと崩れ落ちてゆく感覚を覚えました。
    それから2週間はただひたすら片付けとそこにある食材で調理する日々...。
    1ヶ月後に控えたステップを気にしつつもピアノの音を出すことが出来ませんでした。
    2週間ほど過ぎ、少しずつ日常が戻って来た頃やっと今回の参加曲「ハナミズキ」をピアノ弾き語りしました。
    こんなにもピアノが好きだった事、音楽のない生活は出来ない事を痛感しました。
    緊張していた体と心が解き放たれました。身を以て音楽は心と体に良い作用をもたらすことを確信しました。
    そして心から「ハナミズキ」を多摩南ステップで歌いたいと思いました。その歌詞の想いを自分なりに伝えたいと思いました。
    クラポップ部門のアンサンブルでの参加は緊張の中にも音楽を共感し合える安心感と共に十分に楽しむことが出来ました。
    今回は前回参加時での課題、「ストーリー性」を重視して臨みましたが、ピアノパートの不安定さが次への課題となりました。
    このステップで自分を表現出来ました事は何よりも多摩南ステーションの先生方が温かくお迎え下さったおかげです。
    お一人おひとりの先生方の志の高さに敬服致しました。
    それはステーションの代表で在られる多喜美穂先生のトークコンサートで前回同様、納得致しました。
    御指導下さる師が輝かしくステージ上で表現される姿を観、聴く事は励みとなり目標となります。
    今後も指導者の立場でもある自らがステージに立ち演奏し続けられたら幸せです。
    強く優しく生きて行きたいと思います。本当にほんとうに有難うございました。(Y.I)

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