9月26日(土)、秋晴れの待ち遠しい天候の中、第2回自由が丘リバティステーションの
ステップを「めぐろパーシモンホール 小ホール」にて92名の参加者の方々をお迎えして
開催致しました。初回参加の方は37名いらしゃいました。

アドバイザーには 千葉県より渡部由記子先生、
鳥取県より山添裕美先生、東京都より
宮谷理香先生、千葉県より新海未穂先生の
4名の先生方にお越しいただきました。
(左より、宮谷先生、新海先生、渡部先生、
リバティーステーション代表太田、山添先生)




渡部先生 宮谷先生 山添先生 新海先生
講評では、
・音価を正確に弾くための練習法、暗譜の仕方、はかりを使い弱い指を鍛え
る為の具体的な方法。
・音の強い弱いだけを表現すると平面的で音が単色になってしまうので 、
常にテンションと共に強弱を考えると音楽に奥行きがでる。
・倍音を良く聴き、ペダルを工夫すると音楽に幅がでる。
・演奏する時は常に想像力を持って弾くことが必要。
など、日頃練習や演奏をする上で、大変有意義なお話をお聞きする事ができました。
今回は第2部と第4部の後に「ショパン国際ピアノ・コンクール(第13回)」で5位に入賞
されましたピアニストの宮谷理香先生にお越しいただき、トークコンサートを開催致しました。
先生の演奏を楽しみに多くの方々が会場にお集まり下さいました。


<第1回>
ワルツ第7番 作品64−2 ワルツ第6番 作品64-1「小犬」 「 英雄ポロネーズ」
<第2回>
ノクターン第7番 作品27-1 スケルツォ第3番 作品39
(2回目はお衣装も変えてくださいました♪)


宮谷先生がまず舞曲や、調性のことなど、それぞれの曲についてとても分かりやすく楽しく
お話し下さり、より楽曲への理解が深まったところで ショパンの名曲の数々を演奏して
くださいました。
また、第2回目のコンサートでは、アンコ−ルにノクターンを弾いてくださいました。
先生の奏でる美しく多彩な音色、躍動感の有るリズム、迫力ある演奏をお聴きする事が
でき、大変幸せなひとときでした。
演奏後の大きな拍手もさることながら、最後の音の響きが消えたあとの会場内の一瞬の
静寂にご来場の皆様の感動のすべてが現れていたと感じました。
まだピアノを始めたばかりの小さいお子様たちも、間近で憧れの曲を聴く事ができ、
皆一様に目を輝かせていました。
CD や YouTube が蔓延している昨今、小さい頃からのこのようにアコースティックな
音を聴き、感動する機会をたくさん持つ事が、これからの人生をより豊かにしてくれる
ものと思いました。
(下記は継続表彰の方々です。おめでとうございます!)





これからも、ステップを通じて皆様と共にこのような
素晴らしい感動を味わうことができますことを願って
おります。
また、次回のステップで皆様にお会いできますことを
楽しみにしております。
自由が丘リバティステーション 太田留里子