2020年2月16日(日)「大田区民プラザ 小ホール」にて、第6回ピアノステップを開催致しました。
当日はあいにくの雨にもかかわらず、たくさんの方にご来場いただきました 。
今回は83名(4名欠席)の方ににお申込みいただきました。
アドバイザーには、神奈川県より江夏真理奈先生、岡山県から平賢治先生、静岡県から中村真代子先生にお越しいただきました。
講評では
・欠点は一緒だが、長所はみな違い自分だけのものなので、それを大切に伸ばしてして欲しい。
・空間にも音を感じることが大切。
・アンサンブルは耳が育ち、力がつくので是非やっていただきたい。
・譜読みの段階からどのように弾きたいかを必ず頭で考えてから、その後に指で弾くことが大切。
などのお話に加え、今後の演奏の役立つ、きめ細やかで心のこもったたくさんのメッセージを頂戴しました。
江夏真理奈先生によるトークコンサートでは、先生の幼少期のお話や、イギリスに留学されていらした時のご自身のエピソードを交えながらの楽しいトークはとても興味深いものでした。また、国や作曲家、時代によっての演奏法の違いについて、わかりやすく、そのお話と結びつけての演奏は、大変説得力のある素晴らしいものでした。先生の奏でるピアノの、時に力強くダイナミックに、時にレースのように繊細な響き、また多彩な音色の変化を心から堪能させていただきました。
♪ 曲目
・愛の挨拶 (エルガー)
・グラドゥス・アド・パルナッスム博士(ドビュッシー)
・ノクターン 20番(ショパン)
・バラード 3番(ショパン)
今回のステップを通して、ピアノを始めて1ヶ月の初ステージのお子様から、45回継続表彰の方まで。 専門的に学ばれている方や、次のステージに向けて頑張っていらっしゃる方。 クラシックあり、ジャズあり、ポピュラーあり。 またお友達同士やお母様と連弾されたり、先生と6手連弾されている方もいらっしゃり、参加者の方が様々な目的で音楽を楽しんでいる姿を拝見し、それこそがステップならではの良さ!と、実感した一日でした。
(↑二部・四部・六部・七部の継続表彰の方々と先生方の講評)
なかなか会場が決まらず、時期や場所こそ定着できないのが残念なのですが、私共のステップがそれぞれの方の一つの目標となり、様々な形で身近に音楽を楽しめる場となっていただければ大変嬉しく存じます。
また、次回ご参加いただけますことをお待ち申し上げております。
自由が丘リバティステーション 代表 太田留里子