2010年9月9日(木)、広島より沢田菊江先生にお越し頂き
「生涯学習時代のピアノ教室運営」についてお話いただきました。
60名以上ご参加者が集まり、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
■セミナー内容■
♪魅力ある教室運営のために~今の時代にあった教室運営が出来るのか
♪ピアノ教師は個人事業主~教師であり事業主である両面が要求される時代
♪生涯教育としてのピアノ
~縁あって出会った生徒が、どうしたら「生涯ピアノとの良い関係」を
保ち続けてくれるか?
講座で配布された資料には、1教室あたりの生徒数や、レッスン料の統計が
あり、「聞きたいけどなかなか聞けないお金のこと」として興味深いものでした。
(統計は全日本ピアノ指導者協会調べ)
セミナーテーマでもある「生涯学習時代のピアノ教室運営」への取り組みで
大切なことは
・先生方が「教師」「個人事業主」という二面から取り組んでいくこと。
・月謝・振替レッスンのことなど言いにくい時は、月間・半年の教室ニュースを
配布するなどの工夫。
・相手によってはしっかりと話し合いをなさること。
すべて沢田先生の尊いご経験からの皆さんへのアドバイスでした。
講座では、発表会の映像もお見せいただきました。
出演者の「夢の舞台」演出に、全力投球されているのが印象的でした。
全部をお伝えするには紙面が足りませんが 今日受講の方々は、
いつも聞けないことを沢山引き出しに入れて帰られたと思います。
ご参考までに、私(上総)の感想をまとめました。
1)アンテナを張って、いつもリサーチする。
2)アイディアを見つけて工夫と実行をする。
2)相手のこと考えて、望みを達成する。
4)明るい笑顔で楽しく接する。
5)音楽語法を沢山身につけさせる工夫をする。
6)指導計画案をしっかり立てる。
7)いつでもどこでも音楽的に演奏できる曲"レパートリー"を
持ってもらう工夫と努力をする。(先生も生徒も)
8)読譜力をつけるため、百マス計算のように繰返し練習をする。
9)ピアノ指導者は、憧れの世界 憧れの曲を与える、憧れの仕事。
10)ステップ・コンペも夢の世界の実現。生徒のニーズにあった指導を考える。
沢田菊江先生のありのままのお話に皆感動!深くうなずいたひと時でした
沢田先生有難う御座いました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
***次回予告!!山手支部セミナー 於:東音ホール***
2010年10月14日(木)10:00~12:00
斎藤信哉先生「~今さら調律師に聞けない~ピアノのメカニズムと調整、調律」
お申込みはお早めに!お待ちしています。
(文:支部長 上総治子先生)