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~導入期、ピアノを弾く前にすべきこと~大城依子先生ミニセミナー(山手支部総会)

2018年5月24日(木)、巣鴨・東音ホールにて山手支部総会が開催されました!

本ページでは総会終了後に開催された、『大城依子先生ミニセミナー ~リトミックの達人が伝える!導入期、ピアノを弾く前にすべきこと~ 』の様子を一部、ご紹介いたします!

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筆者は『リトミック』と聞くと、いわゆる『ピアノを弾く前の、幼児のための音感教育』と想像していたのですが、
この講座では、ピアノをすでに習っている子どもたちや、大人の方、音大生まで、
あらゆるレベル・年齢に対応できるリトミックの指導方法をご紹介いただき、
実際に先生役・生徒役として体験することで、とても楽しく勉強させていただきました!

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①赤・青・黄・白(4色)のカードを見ながら4拍子を叩く(ex.「エンターテイナー」)
→1、2才で1~100まで数えられる子はいるが、途中まで数えて『戻る』というのは難しいそうで、(1,2,3,4、1,2,3,4・・・・)
幼い子が演奏したときに、小節ごとに不自然に間を開けてしまうのはそのためだそうです。
4色のカードを見ながら手拍子を続け、講師が合図でランダムにカードを隠すことで、
(カードのない場所はお休み。どんどんお休みの場所を変えて手拍子を繰り返す、という方法)
生徒はカードを目で追うことに自然と集中し、音楽に乗って楽しみながら拍感覚を養うことができます。

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②ソルフェージュ:ドレミで歌いながら、1小節内で一番高い音のみ歌わない&手を叩く
(ex,ヤンキードゥードルやカエルの歌など)
→楽譜をよく見る練習なら楽譜を見せて。頭の中で想像する練習なら楽譜なしで。
(一番低い音でも、一番高い音と低い音でも○)

③生徒にはドードードーーと繰り返し歌ってもらい先生は色々な魅力的な和音で伴奏をつけてあげる。
→ハ長調のⅠ、Ⅳ、Ⅴばかり使わないで色んな響きを感じさせてあげる。

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そのほか、子どもも大人も夢中になれる、目・耳・脳・身体・・・五感をフルに活用するレッスン法に会場は大盛り上がりでした!

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9月からは、大城依子先生のバスティン×リトミックのシリーズ講座を予定しております♪

詳細が決定次第、バスティンHPにてお知らせいたします!

東音企画内 ピティナ山手支部事務局
担当:鴨田(yamanote@to-on.com)


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