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10/14「ピアノのメカニズムと調整、調律」「ピアノ コンセルジュ・調律」 (斎藤信哉先生)

~今さら調律師に聞けない~ 「ピアノのメカニズムと調整、調律」「ピアノ コンセルジュ・調律」 

大変ご活躍の斎藤信哉先生の体験とお話でした。ホールの真ん中にGPを置いて 周りで聞かせていただく 見せていただく 触らせて頂く、体験はとても貴重な時間でした。

西洋と東洋の違い
① 歩く姿勢 ②の"のこぎりの刃の向き"③和太鼓の棒とティンパニーのマレットの違い
それぞれ動作が違っていること、騎馬民族 と農耕民族の動作の違いを認識することから始まり、
西洋で作られた「ピアノ」と云う楽器の音出しを考えて、意識して、ピアノを弾奏する。
その上で ピアノのメカニズムと調整、調律(平均律と純正調の違い)など深く教えて頂きました。
倍音率も良く聴いて ピアノの響きを聴いていくことの大切さも分かりました。
一つの鍵盤を打鍵した時にいくつかの倍音の音が響いていて出てくる音の素晴しさ!

調律師に伝える10項目のオーダー、調律の方ともっとお話したら楽しいと思いました。
① キーの凸凹を直していただく
② 看板の硬さ(下がりにくい、音が抜けないなど)を直していただく。
③ 鍵盤の深さ(カックンが均等に行く。(カックン=ハンマーのダブルアクションによるすべり)
④ 鍵盤の下がる重さ(47~55g)
⑤ 鍵盤を押してハンマーの上がり方(スプリングの調整)
⑥ ダンパーの不均衡を直す
⑦ ソフトペダルの鍵盤の動く量(幅)を調節していただく
⑧ 5度―4度のスケールの均衡(ピタゴラスの4度)
⑨ 10度のスケールの均衡
⑩ ハンマーの止まる位置を同じにするなど
ペダルの調整も?ペダルってどんな役目? 聞いて、見て、くださった方はよかったですね
大変有益な時間を有難う御座いました。:斎藤信也先生添削の上:文責:山手支部 上総治子

◎ 参加者の方の感想先生の抜粋 
◎ 斎藤信哉先生のご推薦の上 載せさせていただいています。
◎ 知らなかったことが多すぎて、アットいう間の2時間でした。
◎ とにかくピアノのすごさ、目からウロコの状態です。
◎ 近いうちに必ずピアノのケアをしなければ・・・と痛切に感じました。

11月は 教材研の研究発表です リズムにご興味のある方はどうぞ、
発表者:ピティナ会員 リズム協会会員 吉沢頼子氏


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