第2回目となるSK指導者コース講習会が12月2日におこなわれました。
2回連続の受講者がとても多かったです。1回目に都合が悪かった方も、今回は頑張って予定をずらして、参加されていました。今回は2回連続して受講されたI/K先生に感想を書いていただきました。
前回に続き、松本あす香先生の、創意工夫に満ちた指作りの基礎練習を、たっぷりと教えていただきました。前回も同様に感じましたが、見るとやるとは大違い。自分の手や腕の筋肉にこんなにも使っていない部分があったのか!とまたまた気付かされました。
私は、この練習方法を持ち帰って、日々のレッスンに生かしたいと、強く思いました。上達意欲をきちんと持っている生徒には、このようなコツコツとした訓練は、苦しいよりも、むしろ快感である場合もあると思います。でもまだ、意識も曖昧で、手も問題だらけの生徒には、少しづつではあれ、継続してやってもらうのには、生徒・教師双方にかなりの根気が必要になります。
松本先生も「こちらが諦めたら終りです。」と仰っておられましたが、まさに教師自身の姿勢が問われることになりそうです。
しかし、明らかに手の使い方や筋肉の動き、そして出てくる音に意識が向くようになるこの訓練方法は大変貴重で、何とか自分なりに、レッスンに取り入れてゆけるようにしようと思いました。大切なご自身のメソッドを公開してくださり、本当にありがとうございました。