色とりどりの落ち葉に秋の深まりを感じる中、第4回のキッズレッスンが行われました。あちこちで学級閉鎖と聞きますが、この日のキッズは、全員出席でした!
Bグループ 松本あす香先生のレッスンです。
今日も一人ずつテクニック課題をチェックします。カレンダーにはたくさん練習した○がついていて先生からごほうびシールもとびだしました。手の運び方がみんなにわかるように「みんな来て!」とキッズをピアノの周りに集めて説明する場面も。先生は既に来月の課題も作成済みで、「次はこの課題になるからね。」と予告されていました。
「今月もしっかり頑張らなきゃ!」みんなそう思ったことでしょう。松本先生には、私達指導者もセミナーを受けさせていただいたばかりだったので、日頃の指導のポイントがよくわかりました。
P・Aグループ 安橋倫子先生のレッスンです。
まずはドレミファソファミレをしっかり弾く課題から。白鍵スタート、黒鍵スタート、
できるところから無理のないように。先生は一貫してこれをしっかりしたタッチで弾けるようにとご指導して下さいますが、曲に中にはあちこちに順次進行があり、「ここ、ドレミファソファミレと同じだね。」と、キッズが自分で気がつくように言葉がけをしておられました。今日は3グループとも「おなか、しっかり元気にして!」と、お腹からしっかり支えるようにご指導を受けました。「座る位置で音は変わります。ほとんどの方が体が逃げてしまっている。腹筋を使うこと、どう座るかが大事。これができたうえで、その子なりの音量で弾くように。」という指導者に向けてのありがたいご指摘は、反省とともに感謝の気持ちでいっぱいでした。
Cグループ 橋場多恵子先生のレッスンです。
今日から一人仲間が増えました!せっかくのグループレッスンですから、お友達が増えると刺激も、吸収する事も多くなりますよね。キッズのレッスンでは先生も前の方のレッスンを聴いている事をふまえてお話されます。そしてどのグループもとても静かにお友達のレッスンを聴いています。きっと自分のレッスン以外にも沢山の事を吸収しているはずです。さて、Cグループの橋場先生は「響き」をとても大切にご指導してきださいます。今日も「響きで気持ちを表現する」「響きの種類をイメージする」・・・・・など、いろんな言葉で理想の音へと導いてくださいます。そしてキッズもそれに応えて
演が変わっていくのです。Cグループではインベンション、ツェルニー30番の曲などもレッスン曲になっていますが、どの曲もさらに音楽的に素敵な演奏になっていき、今後も楽しみです。
Cグループが終わるころ、もうとっくに陽はくれています。
私達指導者もたっぷりお勉強させて頂いた一日でした。(k/k)