前年度まで4年半に渡って行ってきた連弾研究会を一新。
第1回目は「バッハのシンフォニア1番の各声部をエレクトーンを使ってアンサンブルしてみよう♪」を行いました。
前々から、こんな企画もいいねと代表3人で話していたところに、素晴らしい教材が再版されました!
「合奏譜による J.S.バッハ シンフォニア」(東音出版)
大譜表3声で書かれているシンフォニアを、パートごと4段で記譜されており、中2段は左右の音の取り方も明確に示されている楽譜です。
レッスンの現場で、シンフォニアでつまずく生徒さんも少なくないはず。。
大譜表から3声部を読み取る力を身につけることは、もちろん重要ですが、
副教材として、風通しの良い4段から成るスコアを読み、理解に繋げる手立てに使用できれば、頭の中がスッキリし不安も解消されると思います。
というわけで、こちらの分かりやすい教材を使用し、まずは参加者全員で楽しくアンサンブルしてみました。
エレクトーン3台を室内楽のように並べ、
それぞれ、バイオリン、ビオラ、チェロの音色にして一人1声部を担当。
さながら弦楽四重奏のような雰囲気を楽しみました♪
声部を交代しながらメンバーをチェンジして何度も演奏していくうちに、チェンバロやパイプオルガンはどう?となり、それならばh-mollかf-mollでしょ。などと、留まるところを知りません。
そうこうしているうちに、木管と弦楽器を合わせてみたり、聴こえやすさを重視する方向で落ち着きました。
来月は2番を中心に、もう1台エレクトーンを増やし、チェンバロ音で、通奏低音風な和音付けもチャレンジします。
エレクトーンが数台揃う環境はなかなか無いと思いますので、とても贅沢な勉強会です。
生徒さんたちにも、体験させてあげたいくらいです。
今年度も引き続き、お部屋を提供してくださることになったヤマハミュージックリテイリング横浜店様に、心よりお礼申し上げます♪
インベンションもシンフォニアも、四声部で考え作曲したJ.S.バッハ。
バッハ大先生に、少しでも近づけますように・・・!
いつものお部屋を、角度を変えてパチリ。(調音パネルが黒鍵に見えます♪)
ステップに生徒さんを参加させてみたい、または運営に興味がある先生方、
是非ご一緒しませんか?皆様のご参加をお待ちしております♪
お問合せ先:shonan-piacere★dream.ocn.ne.jp
(★を@に変換してメール送信してください。)
湘南ピアチェーレステーション 山口英里子