副支部長の企み(企画ではありません)
謎の指揮者ヤナーチェフ・ハルトヴィッチ氏現る!
~支部長・ステップに目覚める~
2008年夏季ステップにおいて、サン・サーンス「動物の謝肉祭」~ピアニストを熱演した支部長。「どこまでやるんですか~」と心配する事務局長を横目に、今回冬季ステップにおいても当然出演するものと意気込み十分。
2008年秋、「この曲、良いんじゃないですか~」と先生方が提案してくださったのは、津垣博通・春畑セロリ編「きらきら星リズムギャラリー」 見開き2ページ長さ良し、セコンドは事務局長問題なし、プリモは右手だけで弾けるから忙しい支部長にもなんとか出来そう!副支部長即決、楽譜を差し出して「今回はこれでお願いします」、支部長「了解しました(自信満々)」、事務局長「あはは・・・(苦笑い)」・・・(注)決して強制しているわけではありません
教材研究会でこういう企画を立ててる時、本当に盛り上がります。「ステップでそんなことして良いんですか?」と最初心配する顔もチラホラありますが、副支部長が率先して「あれする?これする?」とゲタゲタ笑いながら話してしまうので、つられて皆さんも「じゃあ、あれも、これも♪」と次から次へとアイデアが沢山出てきます。楽しいですね~。特に支部長に何をさせるか考えてる時の先生達の表情!活き活きとしてて素晴らしいです!
第2部に登場!
本番、きらきら星にかけたかどうか、ピカピカベストに、蝶ネクタイの支部長。
支部長「ベストが少々小さくて、演奏中にボタンが飛んだらどうしようかと・・・」
事務局長ステップ感想
「久しぶりにドキドキ、手は冷たくなり、緊張しましたが、第2部が始まり、出演する子供達と並んでいると不思議と体(心?)が温かくなり、緊張がス~っとどこかへ消えてしまいました。ステップには不思議な作用がありますね♪体感!
演奏中も一生懸命耳を傾け、聴いてくれている雰囲気が温かく伝わってきて気持ちよく弾くことが出来ました。そして沢山の拍手に感激しました。
講評を読むドキドキ、そしてパスポートにはBravo!こんなピアノの楽しみ方があったのかと今さらながら実感しました。」
そしてこの演奏直後、会場の空気が怪しくなりました。次の演奏は第2部最後教材研究会の先生方によるベートーヴェン(春畑セロリ編)「ちいさなコンダクター」第5交響曲「運命」アレンジ。 弾き終わったばかりの支部長がステージの隅でゴソゴソ。その不穏な動きに会場ザワザワ。一瞬「これは失敗かっ!」と副支部長の曇った顔。
振り返るとそこには支部長ではなく
謎の指揮者ヤナーチャフ・ハルトヴィッチ氏が!(命名・教材研究会指導者)
しかし・・・
会場、笑って良いのか、まじめに聴けばいいのかその判断に迷った空気、いよいよ副支部長「あ~まずいかなぁ・・・」と俯いたその瞬間、謎の指揮者ハルトヴィッチ氏の指揮棒が高く舞い上がり、そのまま「バチっ」とものすごくいい音を立てて、ピアノの蓋に激突。
会場中 大爆笑
あまりのタイミングの良さと、指揮棒激突時の素晴らしい音にアドバイザーの先生方も、会場のお客様も、お腹を抱えて笑ってしまいました・・・もちろん副支部長も・・・
ジャジャジャ ジャ~~~~ン!
そのままハルトヴィッチ氏の怪演爆走。
演奏している先生方も笑いをこらえるのに必死。
無事に終わった時には副支部長ホッといたしました。→演技指導担当
この本番に強いパフォーマンスの才能、素晴らしいです!
支部長談
「町田地区でのピアノステップ立ち上げ当初からいつかは自分も出演するぞと密かに考えていました。
ステージ上での演奏模様はイメージしていた自画像とだいぶ違いますが(笑)聴いて(見て??)頂いたお客様の反応からエンターテイナーに少し近づけたのかなと自分勝手に解釈しています。
ピアノのステージは聴衆があって成り立ちます。
今回、自分の出演はステップに参加頂いた方、とりわけ子供達にピアノを継続して学習してもらいたいと考え、一生懸命、演奏・演技をしました。
弾く前から魅せることを心掛け、自宅での密かな練習は今では懐かしくもあり、次のステージを心待ちにしています。」
なるほど、ハルトヴィッチ氏とまた会えるかもしれないということですね(笑)副支部長の企みは続く。