町田支部のステップはスガナミ楽器町田店2階ハーモニーホールで開催されます。決して条件がそろった会場ではありません。
アドバイザーの先生方の席は壁際に・・・とても狭い席になのです。いつも本当に申し訳なく思うのですが、これまでアドバイザーの先生方、皆様辛抱強く毎度毎度、忍者のように壁伝いに席について下さっています。
初めてこの会場に足を踏み入れた方々はきっと「狭いなぁ」と思われるかもしれません。
客席数の多い、条件の良いホールでのステップではありませんが、それでも毎回多くの方々にご参加いただけていることは、本当に嬉しい限りです。
今回は導入期の可愛いらしいジュニア達から、グランミューズまでの皆様方にご参加いただきました。
この冬季ステップでは、支部教材研究会で取り上げていた春畑セロリ先生の連弾作品(編曲も含め)をステップ参加型でジュニアの皆さんに聞いてもらおうと毎部最後に指導者達が演奏を披露しました。
パーカッションも入れた曲もあったので、ステージにはドラムセットが用意されていて、いつものピアノステップとはちょっと違う雰囲気だったかもしれません。
ドラムセットからいろんな音が出てくると皆さん目がキラキラっと輝いて身を乗り出して聞いていました。
ラテンのリズムが流れると自然に身体が動いたり、膝でリズムを取ってみたり、何よりもちょっと肩の力を抜いてリラックスして、知らないうちに微笑んでいる感じ。
「狭い会場」というデメリットが、不思議に良い感じにライブ会場のような雰囲気が出来上がっていました。
パーカッション:熊谷太輔さんもまた良い味を出しているんです。とっても新鮮な環境との出会いだったように思います。クラシックピアノの作品は膨大な数に上ります。知らない作曲家・作品に触れることは大きな刺激になりますが、ちょっと違うジャンルの音楽に触れる機会もまた刺激の一つです。「素敵だなぁ」「あ、好き!」「弾いてみたい!」「また聞きたい!」そんな音楽との出会いはとても大事だと思います。
もし、たまたま参加したステップでそんな音楽に出会えたら・・・今は無理でもいつか弾いてみたいと感じられる音楽に出会えたら、きっとちょっとくらい辛いことがあっても頑張れる気がします。
少し前までステップに指導者が参加するというのはとても珍しい感がありました。グランミューズが広まってきてステップでもたくさんの大人の参加者、また指導者達がステージに立つようになってきました。
いいことです!もっともっと広がればいいのになぁ。
←町田支部・指導者会員T先生(右から二人目)は5回表彰!おめでとうございます!
(他部の継続表彰はステップ開催記録に掲載されます。)
副支部長も10回表彰でした♪
町田支部ステップでは継続表彰でちょっとしたプレゼントを頂けるのですが、ステップ前日準備の際に、子供みたいに「何もらえるの~♪」と聞き回り、こっそり確認しようとしてスタッフの皆様にさんざん注意されました・・・
町田冬季ステップ最後の部を飾ってくださったグランミューズの皆様方(前列)
アドバイザーの先生方(後列左から)
内海先生・春畑先生・永田先生・稲垣先生
町田ステップではいつも素敵なグランミューズの方々が参加してくださいます。それも一つの大きな楽しみでもあります!
朝から最後の部まで聴いていると、音楽が生まれた瞬間から成熟していく過程をざぁっと見るような感覚になります。積み重ねてきた経験と感性をその人なりに表現に結びつけ、また課題をしっかり持ちながら弾き続けているグランミューズの皆様の演奏を聴いていると、「継続」の素晴らしさを実感します。スタッフとして願うことはこうしたグランミューズの部にもたくさんのお客様がいてくれたら良いのになぁということです。「継続は力なり」をまさに実践されている皆様方の笑顔があまりに素敵なので少~し大きめに写真アップさせていただきました。
さて、次回はいよいよ町田支部企画についてのレポートとなります。お楽しみに♪