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日比谷友妃子先生 セミナーレポート

IMG_1394.JPG 平成23年3月4日(金)、大阪ヤマハ千里ホールにて日比谷友妃子先生の「チェルニーは音色と表現の宝箱Ⅱ」が開催されました。

おなじみの教材であるチェルニーの練習曲で様々な音色や表現のテクニックを身につけるにはどうしたらよいか、100番の色々なスタイルの
曲へのアプローチの補足から、30番、40番へとさらに、技術的、音楽的な表現の基礎となる勉強の方法・・・との内容を案内に書いてあり、
興味津々で楽しみにホールへ行きました。



チェルニーは、テクニックを学ぶもの・・・と学生の頃、好きで弾いた覚えがなく、がつがつ弾いていたような記憶があります。

ですが、先生の1曲ずつ演奏される音色や響きからチェルニーへの今までの思いは、全て削除されたように思いました。

・常にその音楽は何を求めているのか?曲層のイメージ
・指先だけを使わず、全身を使うのか、腕からなのか、又 指の上げ下ろしのスピード
・手首をどのように回すか、時計回りか否か・・・
・和音は弾力があるような余韻を感じて・・・   等


分かりやすい言葉で私達を導いて下さり、会場で受講されていた先生方は、瞬く間に日比谷先生の世界に引き込まれていくのが分かりました。美しい音色に素敵なハーモニー、
そして力強さも兼ね添えた先生の演奏で、チェルニーがこんなにも素晴らしい教材であったことを改めて学ぶ事が出来ました。

このセミナーで学んだ事を今後のレッスンに生かしていきたいと思っています。あっと云う間に終了しましたが、内容の濃い有意義な時間を過ごす事が出来ました事を深く
感謝致します。

日比谷先生、どうも有難うございました。

  


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