コンペシーズン到来に向け広島では3月に赤松林太郎先生、4月に関本昌平先生をお招きしてピアニストによる課題曲説明会を開催いたしましたが、新たに作曲家である西尾洋先生をお招きし、B・C級の課題曲を中心としたアナリーゼセミナーを5月8日広島県民文化センター第1練習室にて開催いたしました。
受講下さった会員の大屋泰代先生にレポートをご寄稿頂きましたので掲載いたします。
*作曲家ならではの切り口で...
「直感を大切にしよう」「化学反応を起こすように自分の心が動いて、初めて他人の心を動かすことができる、音楽は他人を巻き込むものだから」「半音階は非常事態」...先生がお話される一言一言が楽しくて、西尾先生ワールドに惹き込まれていきました。
*さまざまな発見が楽譜から...
楽譜は着目する視点によって、読み方が変わる...リズム、和音の動き、音の形、調性、フレーズ 等。また楽語もイタリア語辞典で調べてみると本来の意味がわかり、よりイメージが膨らみやすくなる 等々、大変勉強になりました。
初心に戻って、丁寧に楽譜を読み解いていきたいと思いました。ありがとうございました。