大好評につき今年で3年連続となります赤松林太郎先生をお招きしてのピティナ・ピアノコンペティション課題曲説明会を3月21日広島市南区民文化センタースタジオにて開催いたしました。
春休みに入ったこともあり小中学生の生徒さんを含む90名の方に受講頂きました。
広島中央支部所属の指導会員 福井美弥先生にレポートをご寄稿頂きましたので掲載いたします。
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会場に到着するといつも赤松先生がピアノを弾かれてるので、それを聴けるだけでも幸せです。
セミナーが始まると、先生から溢れ出る言葉は一語一句書き留めておきたい大切なワードの連続で、録音したい!といつも切に思います。
その中で印象に残った言葉や曲をご紹介します。
まず1つ目、メヌエットについてです。
メヌエットは舞曲なので、スタッカートが短すぎないのが好ましい。1拍目が和音で始まるのと、単音で始まるのでは曲の速さ、重さなど変えるといい。
メヌエットは沢山の作曲家が書いてるので、通常のレッスンでも活かせると思いました。2つ目はロシアの曲についてです。
「ソビエトチックに弾く」「ロマンティック、感傷的にならない」の言葉で「ぜんまいじかけのお人形」の全容が入ってきました。
3つ目はカスキです。
先生の出始めの演奏で、フィンランドの風と匂いを感じ、本当にステキなアプローチでした。作曲家の出身や時代を知ることの大切さを痛感致しました。
この様に今回の講座は驚きと発見の連続で4時間超もあっと言う間でした。
赤松先生はいつも分かりやすく、ヒントを沢山教えて下さるので、もしかして予選通過できるかも!全国大会目指せるかも!?と淡い夢を抱かせてもらえるそんな講座でした。
(レポート 福井美弥先生)