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【実施レポ】赤松林太郎先生インヴェンション講座全3回を終えて

2017年10月から全3回シリーズで、赤松林太郎先生徹底講座『バロック・インヴェンション編』を開催し、去る2018年1月17日に3回目の講座が終了しました。
広島県内だけにとどまらず四国・九州からも受講にお越しくださり毎回80名を超える受講者の方がありました。赤松先生バッハインヴェンション講座3.jpgのサムネール画像 セミナー会場には、2016年よりピティナ団体会員にご入会下さったエリザベト音楽大学の新校舎3号館の600会議室をお貸しいただき、大学教員、学生の方にもご聴講いただきました。第3回目の講座にはエリザベト音楽大学の川野祐二学長もお越し下さり、講座の様子をご覧くださいました。「ピアノの先生になってからもこうやって学び続ける姿勢を、また学べる環境がちゃんと用意されているということを、学内で学生たちに見せてあげられることがまた将来につながると思う」と大変ありがたいお言葉をいただきました。

3回の講座を終えてのレポートを広島中央支部の川岡優子先生にご寄稿いただきましたのでご報告させていただきます。

赤松林太郎先生のバッハ インヴェンション講座が3回にわたり全曲行われました。
現在、ピアノ学習者は必ずや学ぶ、また多くのコンクールに課題曲としてあがるインヴェンションです。その15曲を、バッハの意図するもの、2声からの和声を解き、それを音にする時の精神性、そこに存在するテンポ感、と赤松先生のお話しの一言一言が心に響く内容の深い講座でした。

赤松先生の講座を受けバッハの手記による浄書譜を見てみました。
横長の楽譜には、2声を美しく歌うように演奏できるように、同時に作曲の基礎を学ぶ。と<率直な手引き>という表題で始まっており、譜面がソプラノ記号とバス記号で書かれていました。まさに2声。シンフォニアとの30曲の30という数字、平均律24曲の24という数字についても大きな秘密が隠されてるようです。赤松先生バッハインヴェンション講座2.jpgのサムネール画像 赤松先生、5月からのシンフォニア講座もどうぞよろしくお願い致します。
120分間、目が離せない、耳が離せないインヴェンション講座をありがとうございました。


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