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【開催レポ】夏休みアンサンブル体験会&大人の室内楽♪

関東甲信越で記録的な猛暑日となった7月26日(日)、草加・越谷南支部運営委員会では、
「夏休みアンサンブル体験会」と「大人の室内楽」を開催しました。
当支部特別講師の橋場多恵子先生をアドヴァイザーにお招きし、ヴァイオリン奏者は野尻弥史矢さん、チェロ奏者は坂井武尊さんをお迎えして行われました。

今年の「夏休みアンサンブル体験会」は、
連弾3組、ヴァイオリンデュオ7名、チェロデュオ2名、トリオ4名、計18名の参加でした。人気がある企画のため、今年初参加の生徒さんもいれば、今年で数回目の体験となる生徒さんもいらっしゃいました。
初参加の生徒さんは、生の弦楽器をS席よりも目前にした途端、目を皿のようにして見続け、演奏が始まると、弓の動きに興味津々の眼差しへと変化していくのがとても印象的でした。

2015ヴァイオリンデュオ②.JPG

♪弦楽器とのアンサンブル体験では、弦楽器の弓に合わせてピアノ鍵盤からの手の取り方や音の処理の仕方をはじめとし、ピアノが主張するべきところをポイントで出すことや、弦楽器と呼吸を合わせて実際にメロディーが聴こえるよう、音のバランスを意識する大切さを学びました。更に、音量よりも音質の種類を増やすことや、長い音への意識を高めることで響きが豊かになることも教えていただきました。

2015連弾.JPG

♪連弾では、先ず、音の整理として、どちらのパートが聴こえた方が良いかを考える。そして各声部ずつの合わせ練習をすることで、お互いの拍子のとり方や音の意識確認が出来、アンサンブルをしている感じがより高まるとアドヴァイスをいただきました。

「大人の室内楽」は、
ヴァイオリンデュオ3名、チェロデュオ3名、トリオ2名、計8名の参加でした。
曲目も、ステップの人気曲を中心に弦楽器のオブリガードを付けた作品から始まり、ソナチネ程度からの学習者向けの本格的なトリオへの第一歩となる作品など、とても内容の濃い作品の参加でした。
曲の構成を考えて音質の変化も取り入れることや、レガート奏法の研究が必要であるとアドヴァイスをいただきました。
各グループ最後には、橋場先生ご自身がトリオ演奏をされ、参加者やご父兄、そして聴講の先生方を魅了されていらっしゃいました。美しい室内楽の余韻で満たされた贅沢な一日でした。

2015体験会講師演奏.JPG

最後になりましたが、長時間に渡り御指導いただきました橋場先生、そして弦楽奏者の御二人に心より感謝いたします。

PTNA草加・越谷南支部運営委員会
(記事担当:鈴木智華子 コミュニティ掲載担当:能村)


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