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こどものリトミック公開レッスンレポート(2019.9.07)

2019年9月7日(土)江東区東大島文化センター4階レクホールにて、
大城依子先生に、お越しいただき、ピアノを習っている生徒さん対象に行いました。
大城先生のレッスンを聴講したいと9名の先生方も集まりました。
幼児クラス(3才~5才)14名と小学生クラス(小1~小6)13名と分けて行いました。
リトミック初体験の生徒さんがほとんどでした。
今回私の要望で、打楽器をどこかの場面で入れて下さいとお願い致しました。

幼児クラスは、言葉でソファミレドを「座りましょう」と言ったら座り、
ドレミファソ「立ちましょう」の合図で立つ即時反応から、
今度はスライドホイッスルで同じように立ったり、座ったりしました。

次に、こども達が、「木」と「風」に別れ、風になった子ども達はそこをリボン紐を風に見立て、リボンを揺らし先生の風の音楽にのって木の周りを走り回る。木の子ども達は手を木の枝に見立て色々なポーズで立っています。木と風の子ども達が入れ替わり行いました。これは自然界のイメージを体で表現しました。それから本物の虫の声を、スマホから取り出し色々な種類の虫の声を子ども達は熱心に聞いていました。

そこから先生が色々な国の民族打楽器をだして音の出し方の説明をしてから子ども達に好きな楽器に触れさせて虫の声の合唱のように、他の楽器の音を聞きながら自分で好きなタイミングで音を出すと言うことをしました。ガチャガチャ弾く子は、一人もいなく虫の声を聴いているかのような響きでした。

最後は先生が即興で素敵な音楽を弾いて下さりそれに載って走りながら打楽器を鳴らすことをしました。それによって耳が鍛えられ、自分が奏でている音をよく聴くという事を学びました。

小学生クラスは、二人組になり細い棒をお互いの手のひらの真ん中で支え合い、ゆっくりと音楽に合わせて二人で動かしていく。これはフレーズ感覚の勉強で、それを体で表現しました。

それからテーブルに4種類の音程のついている楽器を並べる。
1番目はド~ファまで、2番目はミ~ラまで、3番目はドだけ、4番目は又ド~ファまでを並べ「かえるの歌の輪唱のように楽器で行った。1列に並び1番目の子がドレミファミレドと弾く、1番目の子は次の楽器でミファソラソファミと弾いているときに、2番目の子がドレミファミレドと弾くとカノンになり、それを次から次へと弾いていて合奏になりました。そこから更にピアノでドソの5度とドラの6度を2拍づつ伸ばして弾くと「かえるの歌」伴奏がつき、又更に先生がジャズ風な音を即興で加えて下さり、ジャズバージョン「かえるの歌」に変身し、子ども達も楽しそうに演奏していました。

次は、幼児クラスでやりました民族楽器の即興演奏を同じくしましたが、さすが小学生もっと他の人の音を良く聞きながら自分の楽器の音を奏でまるで民族音楽を聴いているような大合奏でした。楽器も交換してその楽器を楽しんでいました。

リトミックをすることで、人とのコミュニケーション力が付き、音楽の表現力、感覚が磨かれ音楽を深められることを大城先生のレッスンで学ばせていただきました。そのあとのピアノのレッスンの時自分の音を良く聞くようになってきました。
来年も大城先生にお願い致しました。又子ども達は来年参加したいと言っていました。

下町えどがわステーション代表 大見幸恵

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