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南小岩ステップ開催レポート(2020.1.25)

2020年1月25日(土)南小岩バッハザールにて、第3回南小岩地区ステップを開催致しました。
ピアノを始めて間もないプレ導入の幼児の方から音大受験、音大生、趣味で楽しんでおられるグランミューズの方まで幅広い層の方達にご参加頂きました。

アドバイザーには、埼玉県より丸山京子先生、千葉県より安倍美穂先生、大阪府より八尋直哉先生にお越し頂きました。
心温まるメッセージを沢山書いて頂きました。


継続表彰では、25回、30回という方達もいらしたので、他の参加者の方々の目標になったと思います。

第1部
第2部
第3部
第5部
第6部

講評では、3人の先生方がピアノで弾きながら具体的に、わかりやすく説明して下さいました。

丸山先生は、シンコペーションペダルの踏み方について、どこで切れてどこでつなげるか、耳を澄まして音を良く聞く事。
フレーズについても、どこでひとまとまりかを見つけてから山と谷を探す。


八尋先生は、ブルグミュラー「素直な心」をピアノで弾きながら母親との会話を例に取りストーリーを考えながら、作曲家は何をメッセージで伝えたかったのか?
後半では、自転車を例に取り、後輪はテクニック、ペダルとハンドルは感性と考えるとどこをどう走りたいのかつまり頭の中にイメージしてどう弾きたいかを考えると良い。


安倍先生はピアノという楽器の特性を考えた時、低音の方が大きく聞こえてしまうのでどちらを出したいか?両手のバランスを考える。
それから先生は作曲をしていると強弱記号1つにも悩むそうです。例えばフォルテにも色々なフォルテがあるのでエネルギーを感じてほしい時は、腕で弾かないでお腹をしっかりして背中から弾いてほしいと、ピアノを実際に弾き、見本を示してくれました。
楽譜の見方についても、1つ1つの音でみるのではなく、和声で弾いてみたり、横のつながりの音をみて、シンプルに楽譜を見るともっと弾きやすくなる事を実際に音をならして説明して下さいました。


3人の先生から、色々学ばせて頂きました。

トークコンサートでは安倍美穂先生が出版しているオリジナル曲から抜粋して演奏して頂きました。物語を語りながらの演奏も情景が浮かびとても楽しく聞かせて頂きました。最後は編曲した「パプリカ」で踊ったり歌って客席と一体となり盛り上がりました。


このように開催できましたのも、ピティナ本部の皆様、参加者の皆様、アドバイザーの先生方、ワンチームとなったスタッフメンバーのお陰と感謝致します。
それから今年は私の母校(江戸川区の中学校)の校長先生が、ステップに対してご理解と共感を頂き、チラシやステップ要項を学校内に貼ってお知らせ下さったことに深く感謝致しました。
来年も協力して下さるそうで、地元江戸川区にもっと広めていきたいと思いました。
皆様のご参加お待ちしております。来年も開催致します。

下町えどがわステーション代表 大見幸恵


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