第30・31・32回アナリーゼ講座
◆2015年10月15日(木)
11月19日(木)
12月17日(木)10:15~12:15
◆場所 和幸楽器大宮店
◆講師 西尾洋先生
◆内容 ブラームス Op.118-1,2,3,4,5,6
脱!受け身!?
今回の講座は新しい試みで、講座前に予め各自でアナリーゼしてきたものを最初に提出し、集まったたくさんの発見や考えをシェアしながら西尾先生がより深いアナリーゼのもとに解説してくださるという進め方で三回の講座が行われました。
任意の宿題でしたが自分で課題に取り組んでいる間はドキドキ。
楽譜の中に込められた謎解きをするように何度も何度も楽譜を読んでみたり音を出してみたり色々な方の演奏の録音を比べてみたりと、結構必死でしたが・・・・
しっかり準備をして臨んだ講座は、受け取れる情報がいつもよりずっと多い気がしました。
そして豪華なことに提出したアナリーゼ楽譜は後日西尾先生から添削をして戻していただけました。コメントのひとつひとつが励みになります!
西尾先生、お忙しいなか丁寧に添削して下さり本当にありがとうございました。
たくさんの情報の中から印象に残ったことをひとつだけご紹介。
ブラームスは3がお好き!
【3】
という数字に強いこだわりがあったようで、多くの楽曲で【3度】【3つのフレーズ】など様々な形で【3つの〜】がたくさん含まれているそうです。
確かにピアノ曲でも交響曲でもブラームスらしさって【3】で説明できそうです。
皆様もブラームス作品の中から【3】探しをしてみてはいかがでしょうか。
〈文責:須藤 美帆〉