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相模大野ステップ開催レポート(2017.4.9)

2017年4月9日に、相模女子大学グリーンホール 多目的ホールで第2回目の相模大野ステップを開催しました。
前回は2016年1月17日に開催し、音高・音大受験生や実技試験を前にした学生さんたちの出演が比較的多かったのですが、入試も実技試験も終わったこの時期の開催では違った内容のステップになるだろうなあ、と不安と期待の入り混じった気持ちでおりました。
でも、ふたを開けてみると、81組もの応募者のうち20組以上がグランミューズの参加者で、色々な世代の方がそれぞれの形でピアノに一生懸命取り組む様子がうかがえる充実した内容でした。
ホワイエの様子
受付
受付にハンガリーの民芸品

アドバイザーには大林裕子先生、滝上里砂先生をお迎えし、当ステーション代表のパップ晶子も加わりました。
スタッフとして、ピティナ町田支部のステップスタッフの経験豊富な先生、当ステーション「バルトーク勉強会」の先生、および学生が大変円滑な運営をして下さり、最初から最後まで和やかで気持ちの良いステップとなりました。
継続表彰1
継続表彰2
頑張る学生スタッフ

相模大野ステップでは代表の私がバルトーク研究を行っていることから、バルトークに関するオプション企画と「バルトークの部」を設けています。
今回のオプション企画ではトークコンサート「バルトークの楽しい民俗音楽の世界 -ダンスのリズムと音階-」を行い、スクリーンで画像を紹介しながらバルトーク《子供のために》、《ミクロコスモス》、《ルーマニア民俗舞曲》のお話と演奏をしました。
スクリーンを見ながらのトークコンサート
トークコンサート
トークコンサートを聴く皆様

第5部「バルトークの部」では、「バルトーク勉強会」の先生5名を含む10組がバルトーク作品を演奏しました。
2015年10月から13回行った「バルトーク勉強会」で真剣に学んで実力を蓄えた先生方に交じってジュニアの参加者も《ミクロコスモス》や《子供のために》の素晴らしい演奏をして下さいました。
ジュニアの参加者のご家族や先生から「とても良い経験になりました」、「バルトークの部では、ピン!としたような空気感&参加者の一体感みたいなものを感じました」、「他のステップでは味わえない魅力を感じました」というお言葉を頂戴して、大変嬉しく思いました。バルトーク勉強会の先生方の見事な演奏には「脱帽!」でした。
バルトーク勉強会の先生方
継続表彰3
継続表彰4

グランミューズの参加者のピアノ音楽との向き合い方が素晴らしく、チーフアドバイザーの大林裕子先生が最後の講評で絶賛して下さり、暖かいお言葉で締めくくられました。
今回も幅広い層からのたくさんの参加者が当ステップを盛り上げて下さいましたことに、心より感謝申し上げます。
大林裕子先生の暖かい好評で締めくくり

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