2016年度第3回 大阪鶴見ステップ終了しました。
第3回大阪鶴見ステップは、2016年4月29日(金・祝)大阪鶴見区民センターホールにて中田元子先生・田中俊子先生・木村法子先生・西川潤子先生をお迎えし、無事終えることができました。
前日調律したカワイEXフルコンも、弾き手の技量に素直にありながらも、輝きと厚みをプラスしてくれるピアノとなっておりました。更にホールの響きも加わり大変楽しませていただきました。
今回鶴見ステップでは『ステップ当日だからこそ音楽教育力アップの為にできる事』というテーマを掲げ、コミュニケーションカードの大活用を試みました。去年は2枚の提出だったのが今回は30枚と大幅に増えました。プログラムの前後で初めて知り合った子が贈りあったり、たまたま同じ曲を演奏した他教室の子が、その曲に対する自分の思いをつづったり。
ステップの日の出来事が深く印象に残り、特別な思い出として、贈られたコミュニケーションカードが宝物になるのでは、と嬉しく思いました。
ソロ演奏では、お一人お一人がこの日の為に真面目に取り組み、切磋琢磨された様子が伝わってきました。
受付でアドバイザーからのメッセージを受け取り、「先生!!合格してた!!」と目をキラキラ輝かせている出演者。こんな様子を拝見し、人間教育・人格形成そして生涯教育の一端をステップが担っているのではないかと感じ取ることができました。
また、トークコンサートでは西川潤子先生による魔法がかったユーモア溢れるステージに200席プラス立ち見の会場全体がうっとりした空気に包み込まれました。
コンサート最後には、ステーションからのお願いで、日本の古き良き歌『朧月夜』を会場一体となり大合唱し、晴れ晴れとした心地良い時間を過ごさせていただきました。
第3部では毎年恒例の色とりどりプログラム。プレ導入。ソロに加え、連弾・クラリネットアンサンブル・リトミック・ソルフェージュグループ・コーラスなど。学び合えるステップとして様々な角度からのご参加となりました。
聴衆も出演者も、新たな発見の機会となったのではと思います。
後半は、コンペに向けて・入試に向けて・最高で本気の趣味として、など、緊迫感あふれるプログラムとなりました。
昨年残念ながた欠席されたグランミューズの方も念願の出演が叶い、「何があってもピアノが好きなんです!!!」との力強いお言葉に、スタッフ皆が最敬礼する一幕も。
関わってくださった皆様、素晴らしい一日を、本当にありがとうございました!!!
ステーション代表 松本教子