2015年11月4日(水)10:00~12:00
深谷直仁先生による
「基礎力をつけるための テキストの選び方と組み合わせ方」講座を開催いたしました。
1)基礎力はなぜ必要か?
・・・ 練習してこない のではなく 「練習してこれない」 からです。
2)基礎を支えるものは
★読譜力
・音楽は "言葉"ですから 語学と同様 語彙量が大切です。
・音符読み → 反応よく読めるまで 徹底した指導が大切です!
人間は忘れます・・・ 「幼児は 忘れて当たり前」
指導者が 根気よく指導することが とても重要ですが・・・
とても難しいことでもあります!
★テクニック
・まず 「鍵盤になじむ」ことが大切です。
幼児にとって鍵盤の位置を把握することは とても難しいことです。
音符を読む前に 鍵盤になじむ → 鍵盤の位置にすばやく手が乗せられるようにしましょう。
★基礎力のつけ方
1:記憶の定着
・・・反復、徹底と継続
言葉は 簡単ですが とても難しく、経験も必要になります。
できたら終わりではなく、できてからの練習がとても大切なことです。
2:練習の手順
・・・耳を肥やすこと → 良い音、良い表現を知ること
是非 演奏会へ出かけてみましょう。
自分の中から"良い音"を引き出せるようになることが大切ですね!
★記憶定着のためのテキスト選びと与え方
1)教師の分析力
・・・すぐにできることとできないこと を見極めることが重要です。
2)量をこなすために → 音楽的"語彙"を増やす
・できるものを多く
・単旋律の曲を多く
・進めてよいテキストとゆっくり進めるべきテキストを把握しましょう
3)基礎力のつけ方
★人は"忘れる"生き物であること
・・・生徒さんに一度言ったことでも 数秒後 忘れる ということをしっかり認識しましょう!
上達には 時間経過との勝負です。
忘れてしまう前に 徹底させることが大切です!
学校の勉強同様 ・・・ 予習・復讐 を徹底することです
★記憶を定着させるためのテキスト選びと与え方
・すぐに"できること"と"できないこと"を見極めましょう!
・・・これは 教師の分析力が問われます!
教材を上手く活用できるよう"創意工夫"できるよう 常に研究しましょう。
深谷先生 ありがとうございました!
ご来場いただきました皆様 ありがとうございました。
2016年も開催を予定しています。