2015年8月8日(土)10:00~12:00
清水皇樹先生による演奏法&指導法講座を開催いたしました。
読譜から演奏へ
モデル演奏者による公開レッスン形式で 演奏法、指導法についてお話していただきました。
「楽譜を読む」ことは、難しいかもしれませんが・・・
慣れれば、推理小説を読み解くように面白く なってきます!
♪ 楽譜の中に眠っているたくさんの「なぜ?」に対して、自分なりの答えを見つけていく 作業は・・
作曲家がどんどん身近に迫ってくるようで ワクワク、ドキドキ します。
♪ 作曲家が残した思わぬメッセージ、あるいはユーモアなど 心の底から驚嘆することになります。
参考曲目
★ ドビュッシー 映像 第1週より 「水の反映」
モデル演奏:浦野未夕花さん
・・・水の光と影の弾き分け をすることが重要です。 そのためには イメージを持ちましょう。
イメージ → 「響きを色に」、「香りを調合する」 といったことを考えてみましょう
香水やフランス料理のソース(隠し味)など 想像してみると面白いでしょう。
・・・水の流れと同時に「光と影」を表現するためには 和声進行の中にカギとなる音型があります。
是非 みつけてくださいね。
参考曲目
★ ショパン バラード 第1番 作品23
モデル演奏:市橋茉莉さん
・・・ショパンの作品は 感情を音で表現してみましょう。
ショパンのペダリングが難しいので "耳で踏む"ことに心がけましょう。
音と音の間の音楽、音程、休符を感じることで 感情の変化、心の動きを表現することができます。
同じ音型でありながら、調性が異なることで 感情の変化を表現していますので
調性の特徴を考えることも大切なことです。
清水先生 楽しく 素晴らしいお話ありがとうございました。
モデル演奏していただいた浦野さん、市橋さん ありがとうございました。
ご来場いただきました皆様 ありがとうございました。