2014年9月3日(水)10:00~12:30
長谷川 淳先生による
「ピアノ構造から見た正しいタッチ」④
~ベートーヴェン:ピアノソナタとショパンの作品より~ 講座を開催いたしました。
「演奏」は・・・ある意味「科学」です。
ピアノ構造とその歴史、歴変遷をを踏まえた作品の理解が必要です。
"ベートーヴェンが生きた時代 → 作曲活動をおこなった時期は
ピアノが大きく変貌した時代です。"
・・・・青弓社)ピアノの誕生・増補版 西原 稔先生著 より
アクションモデル ↑
ピアノの音域が、5オクターヴから7オクターヴ半に及ぶ幅広い音域へと変化しています。
第21番「ワルトシュタイン」ソナタは ベートーヴェンの支援者:ワルトシュタイン伯爵より
最新型のピアノが贈られ その可能性を最大限に生かした手法を取り入れて作曲されています。
初期のソナタ 中期のソナタ、後期のソナタ を通して その変化について考えてみましょう。
近代タッチ
主なタッチ・・・
①インナータッチ ②ルシアンカンタービレタッチ ③ルシアンスピードタッチ ④ハーフスロータッチ
などについて お話していただきました。
モデル演奏:三宅菜津子さん
参考曲目
ショパン:バラード第1番、スケルツォ第1番、第2番、小犬のワルツ、ワルツOP64-2
ショパンの作品を演奏する場合 様々なタッチを考えてましょう。
モデル演奏をしていただいた三宅菜津子さん 素晴らしい演奏ありあとうございました。
長谷川淳先生 具体的なタッチと演奏法について 大変詳しくお話いただき ありがとうございました。
多くの方々に ご来場いただきまして ありがとうございました。
2015年も開催を予定しております。