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学校クラスコンサートレポート(2011/11/28 倉敷薗小学校)

 倉敷支部初のピティナ学校クラスコンサートは、ピティナステップ浅口地区の翌日アドバイザーとして東京よりお越し下さいました中川京子先生をお迎えして、薗小学校の体育館で行われました。

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 まず、中川先生が震災で亡くなられた方や、今もなお苦しんでいる方々のお話をして下さり、バッハのシンフォニアを演奏されました。子ども達は目を閉じて静かに聴き、ピアノの音色に体中の神経を集中させて、祈るような姿に見えました。
 バッハ、シューマン、ブラームス、ショパン、ドビュッシーと、時代を追っての演奏は、先生からの作曲家のお話もあり、子ども達も目をキラキラさせて聴いていました。
 途中"いつも何度でも"と"薗小学校校歌"を先生と共演させていただき、音楽で同じ思いで一つになれた充実感一杯でした。
 子ども達の感想は、"先生は体全身で表現されてすごかった" "バッハが心にしみました"、など感動した言葉で皆次々と発表してくれました。
 演奏だけではなく、先生が込められた思いやメッセージは大変素晴らしく、音楽によって生まれる強いパワーが心や全身に響きました。

 今日のコンサートは子供たちにとって忘れられない経験になったことと思います。
 これからの可能性に満ちあふれた子ども達に、このようなコンサートをずっと届けていって欲しいと願います。

★この事業は平成23年、郵便事業株式会社年賀寄附金の助成を受けて実施いたしました。


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