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国別奏法3回シリーズ

◆第3回  奈良井巳城先生 ロシア編」


2016年11月18日(金)
ピアノハープ社 ピアノギャラリーにて、奈良井巳城先生をお招きして、国別奏法3回シリーズ最終  「ロシア編」を開催致しました。


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鍵盤楽器伝承の歴史と4代流派を、1人ずつ写真をホワイトボードに貼りながら、当時のエピソードも添え、丁寧に説明して頂きました。
私達の知らない写真も多く、クレメンティから始まり、最後は奈良井巳城先生に辿り着く......深い話の中にも笑いを取り入れ、わかりやすいトークでした。
次にピアノ演奏に必要なテクニック 
 ♬ハノンについて♬
 ♪演奏する上で、自然な動きが出来る
 ♪1つ1つの指の独立
 ♪スナップを効かせたしなやかな手首の動き
 ♪親指を自由に動かせる
 ♪脱力とトレモロに必要な腕の回転 等

また、
 ♬硬い鍵盤では伝えにくい柔らかなタッチを食パンを使って実践
手首矯正に、奈良井先生独自で開発されたバーの使い方
       
           
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最後に多彩な音色を作るための打鍵の仕組み
♩肩、腰全体の関節を柔軟に使う事で、重さ、速さの変化をつける。
♩打鍵のコントロールには、倍音の意識が必要
♩調音結合(発音楽器自然に変わる事)
メロディを言葉に置き換えて自然な流れを伝授

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奈良井先生の1音1音へのこだわりがとても伝わって来る講座でした。
まだ、もう少しロシアの事を聞きたい!知りたい!
と参加者からの声があがっていました。
奈良井先生、ロシアの知らない世界を魅了して頂き、ありがとうございました。

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                よか音ステーション 徳永真奈美・厚地とみ子


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