千里3月ステップ 鈴木弘尚先生によるトークコンサート(2022.03.13)
沢山の方にご来場いただき、感染対策に気を配りながらも、急遽、客席を増やして対応しました。
曲目は以下の通り。
・スカルラッティ:ソナタニ短調K.9
・ショパン : ノクターン第17番ロ長調
・シータの決意~天空の城ラピュタより
(鈴木弘尚先生ご自身による編曲)
・ラフマニノフ : ワルツOp.10-5
・ムソルグスキー : 展覧会の絵より/バーバヤガー、キエフの大門
先生の熱演に、会場中うっとり。
幼い子どもさんも多くおられましたが、物音ひとつたてず、先生の演奏に会場中が引き込まれていくのを感じました。
最後の曲、ムソルグスキーの展覧会の絵より「バーバヤガー」と「キエフの大門」を演奏される前に、次のように仰いました。
「現在のロシア情勢について、僕がこの場で何か言うことは控えます。ただ平和のためにそれぞれが今できることは何か?考えて実行していきたい」
その後の魂のこもった演奏から、先生の想いが溢れ出ていて、聴いていて涙が出てきました。
以下、コンサートを聴かれたある出演生徒さんの親御さんからの感想を紹介させていただきます。
「鈴木先生がロシアに関わりの深い先生であったことを知りませんでした。曲により、同じピアノなのに音色がすごく変わることに驚き、感動しながら聴いていました。特に最後のムソルグスキーの展覧会の絵の演奏は、本当に魂のこもった演奏のように感じて、先生の気持ちがダイレクトに伝わってくるような、とても心に迫る演奏でした。普段はあまりクラシックの演奏に興味を持つことのない主人も、涙が出そうだったとすごく感激して、こんないい演奏を聴かせてもらえて、本当によかったと話していました。鈴木先生の平和を願う感情がとても伝わってきました。素晴らしい演奏を聴かせていただき、鈴木先生、それから関係者の皆様に感謝いたします。」
レポート 北大阪ステーションスタッフ 北原亜紀









2021年3月18日
千里3月地区ステップ開催しました。
2021年3月14日(日)池田市民文化会館イベントスペースにて、ピティナ千里3月地区のピティナ・ピアノステップを開催致しました。
昨年はコロナ禍の為、開催を断念致しましたが、今年は消毒、検温、換気等、万全の感染対策をした上で、実施することが出来ました。
今回はこのコロナ禍でしたが、ステップに初めて参加して下さった方も沢山いらっしゃいました。また、継続表彰の方も5回~25回、さらに、150回というご参加の方もおられ、不自由な環境の中で、皆様が努力してステップへ向けて準備をし、成果を発揮されていたことに、スタッフ一同、大変感動しました。
継続表彰は、例年皆様舞台にお並び頂き、表彰をさせて頂いていましたが、今年は密を避ける為、各演奏終了後に、お一人ずつ表彰させて頂きました。
コロナ対策での方法ではありましたが、お一人ずつスポットがあたり、演奏毎の表彰も良かったと思います。
アドバイザーの先生方から、ご参加の皆様は、励みになるような貴重なメッセージを頂いたと思いますので、これからのレッスンに生かして頂きたいです。
ご参加下さいました皆様、アドバイザーの先生方、ご協力下さいました先生方、有難うございました。
(北大阪ステーション 小塩真優)
2021年3月12日
二本柳奈津子先生×小塩真愛先生 コンペ課題曲イベント ※まだお申込みできます。
2021年3月8日(月)ヤマハミュージック 大阪なんば店 2Fサロンにて、二本柳奈津子先生、小塩真愛先生の2021年度ピティナピアノコンペティション課題曲説明会&課題曲コンサートが開催されました。
本日は、コロナ禍の中ではありましたが、聴講に会場にもお越し頂き、動画配信は、日本中より沢山の方にお申込み頂きました。
課題曲コンサートは、小塩真愛先生による演奏で、B級~D級までの、バロックと近現代、E・F級の近現代の曲全22曲を、前半と後半にコンサート形式で行われました。
A2級~特級まで参加した経験を持つピアニストによる演奏は、それぞれの曲のイメージがよく伝わり、今後指導するにあたって非常に役に立ちそうです。
二本柳先生の説明会ではA2級~B級の曲の演奏法を、解説頂きました。
まず、課題曲を魅力的に、弾くためのトレーニングということで、二本柳先生がレッスンで取り入れられている、音の出し方、音の離し方など様々な奏法のトレーニングの練習法を資料の配布を頂き、資料に沿ってご説明下さいました。
このトレーニングは課題曲だけではなく、どのような曲にもあてはまるトレーニングなので、私も早速レッスンに取り入れたい、と思いました。
その他にも、ボールを使っての奏法やフレージングの歌い方など、グッズを使用しての練習方法もあり、この練習方法をそれぞれの課題曲の中で、この部分では、このトレーニングやグッズを使用して練習すると良い、といった解説がわかりやすく、とても勉強になりました。
今回の説明会は、説明会だけではなく、コンサートも聴くことができ、大変貴重な時間でした。
二本柳奈津子先生、小塩真愛先生、またご参加の先生方、有難うございました。
動画配信の申込みをご存じない方から、多数ご連絡頂いております。
ご希望の方は動画のURLをお送りさせて頂きますので、こちらのアドレスに個別でご連絡下さいませ。
nihonyanagi.pf@gmail.com
(北大阪ステーション 小塩真優)
2021年1月11日
千里3月地区ステップお申込み受付中です。
昨年は緊急事態宣言が発出され開催中止となった当地区のステップですが、
2021年3月14日は感染対策をしっかり講じて対面にて実施します。
当地区の会場は、客席も広く、会場には窓があり、換気もしやすい環境です。
オンラインコンクールやイベントが多い昨今、
会場で、生の音でのびのびと演奏して頂きたいと思っております。
(2021年1月10日現在)
スタッフ一同、参加のお申込みをお待ちしております。
北大阪ステーション代表二本柳奈津子
2019年10月23日
10/29鈴木弘尚先生セミナー「月光」ソナタ全楽章です。
最高の表現を目指してシリーズとして、10月は、前回のセミナーシリーズでベートーヴェンソナタに対する素晴らしいアプローチが話題になり、今回全楽章と言う形でお話しいただきます。また、ベートーヴェンソナタを弾くためのレディネスとしてハノンを用いたタッチ、指の強化についても学べるセミナーです。11月は、弘尚先生と言えば!ロシアピアニズムですが、チャイコフスキー四季とこれまでのシリーズの続編としてショパンエチュードも学べる必聴のセミナーです。お早目にお申し込み下さい!
◆第1回◆ 2019年10月 29日(火) 10:30-12:30
・ベートーヴェン◎ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」 Op.27-2 嬰ハ短調 全楽章
・ハノンピアノ教本(※版は問いません)
◆第2回◆ 2019年11月 26日(火) 10:30-12:30
・チャイコフスキー ◎「四季」-12の性格的描写 より 1月~4月
・ショパン ◎エチュード Op.25-3 ヘ長調
お申込みはこちらからお願いいたします。
http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2018722
2019年5月24日
鈴木弘尚先生セミナー新シリーズ始まります。
全国各地で大人気の鈴木弘尚先生のセミナー
新シリーズのご案内です。
第1回は5/28火曜日
美しい粒立ちが素晴らしいあのタッチを学ばせて頂きたい
◆バッハインベンション8番
今年度D級課題曲の
◆ベートーヴェンソナタ9番OP.14-1 1楽章
そして先日トークコンサートでも麗しい演奏をしてくださった
◆プーランク即興曲15番「エディットピアフを讃えて」
これまでの「流れるフレーズ」と「タッチを磨く」のセミナーの中で学ばせて頂いたことを各楽曲の中で復習そして毎回新しい発見と学び溢れるセミナーになっておりますので、今回も非常に楽しみです。
残席あと少しございます。
http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2017957
こちらのリンクからお申込みをお待ちしております。
会場の関係上、定員になり次第締め切らせて頂きますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2019年3月26日
千里3月ステップ開催レポート(2018.3.17)
アドバイザーの先生には、唐川真未先生、鈴木弘尚先生、角野美智子先生、 土屋美寧子先生をお招きして約100人ほどの参加者の演奏の講評をして頂きました。
会場には朝早くから参加者が次々と集まり、活気に満ちた雰囲気の中演奏が始まりました。参加者の演奏が始まるとホールにはピアノの澄んだ音が響き渡り、様々な音楽が奏でられていきました。
そしてお昼からは来場者が心待ちにしていた鈴木弘尚先生のトークコンサートが開演されました。会場内いっぱいに設置された席は満席で、熱気に満ちた雰囲気の中、鈴木先生の演奏が始まりました。
曲目は
・ラフマニノフ/前奏曲よりop.3-2「鐘」op.32-5
・天空の城ラピュタより「シータの決意」(鈴木弘尚編曲)
・シューマン/アラベスクop.18
・プーランク/即興曲より第15番「 エディット・ピアフを讃えて」
・ヒナステラ/ソナタ第4楽章
の熱演が繰り広げられました。
そしてアンコールのモーツァルト作曲トルコ行進曲の鈴木先生によるアレンジの即興演奏が終わると会場内からは歓声が上がり拍手も鳴り止まないほど盛大に盛り上がりました。
その後、参加者の演奏は夜の8時まで続きましたが、会場内からは真剣に演奏する参加者の演奏とその演奏に応えてくださるアドバイザーの先生方の審査と講評とで終始緊張感に満ちた時間が過ぎていきました。
アドバイザーの先生から講評を頂いた参加者は、貴重なアドバイスを頂き、これからの演奏により磨きをかけていくことと思います。
千里3月地区ステップが無事に開催されましたことをご協力頂きました先生方、参加者とそのご家族、スタッフの皆様に深く感謝致します。
また来年も素晴らしい演奏の数々に出会えることを心より楽しみにしております。
北大阪ステーションスタッフ 大野





2018年11月 1日
【実施レポ】流れるフレーズのための 「鈴木弘尚先生」指導法シリーズ 第1回(全2回)
2018年10月18日(木)に(株)ヤマハミュージックリテイリング 千里店 セレクションルームにて鈴木 弘尚先生をお招きし、「流れるフレーズのための 「鈴木弘尚先生」指導法シリーズ 第1回(全2回)」を開催いたしました。
『流れるフレーズのための』と題しまして、ピアノ指導法をご教授頂きました。
今回は前回実施しまして大好評のショパンエチュードに加えましてショパンのワルツ、そしてより普段のレッスンでも活用出来るように、レッスン現場で取り扱うことの多いクレメンティのソナチネも取り上げて頂き、古典とロマンの歌い方の違いもご説明頂きました。
クレメンティのソナチネからお話くださりましたが、『拘りが凄すぎる!』1段目だけで、どれだけの仕掛けがあるのか!!唸りたくなるほど、弘尚先生の解釈と実演の素晴らしさに会場中が感動の嵐になりました。
丁寧に真面目に練習しても、ステキな演奏にならないこともしばしばあるのですが、その謎を解く鍵が、次々と呈示され今後の指導に大きく影響を与えて下さいました。
本当に素晴らしかったです。ありがとうございます。
当日は人気の鈴木弘尚先生のセミナーという事で関西はもとより、九州、四国からも受講に来て下さり、大満足され次回も引き続き受講お申し込みくださいました。
次回は11/15(木)、こちらも古典の作品として今度はモーツァルトのソナタを取り上げて頂きます。こちらも、楽しみで仕方ありません。
他にはショパンの人気のワルツ、そしてエチュードと各々の作品へのアプローチが、必聴です。
演奏での実演もとてもよくわかります、それに加え弘尚先生が扱いになる言葉が美しく、大変詩的で私は心惹かれます。
ニュアンスがビンビンと伝わってその楽譜での場面が時に色鮮やかに、時には香りを伴って浮かび上がって来るのです。
聴き手のイマジネーションが猛烈に掻き立てられる、そんな言葉の選択に魅了されました。
会場のキャパシティの関係で満席になり次第締め切らせて頂きます。
お早めのお申し込みをお待ちしております。
弘尚先生、次回もよろしくお願い申し上げます。
2018年10月 3日
鈴木弘尚先生セミナーを開催いたします。
東京で余りの音色の美しさと、しなやかなフレーズに感嘆の声の上がった
鈴木弘尚先生セミナーを大阪で実施いたします。
2回シリーズですが、単発のお申込みも可能です。
各日40名が定員の会場ですので定員になり次第締め切らせて頂きます。
レッスンでよく使う曲も題材に、レクチャー頂ける夢の様な企画です!!
どうぞ、お申込みはお早めにお願いいたします。
お申込みはこちらへ。
2018年3月26日
千里3月ステップ開催レポート(2018.3.18)
ステップ千里3月地区を開催いたしました。
当日は晴天の中100名を超えるたくさんの参加者を迎え、
様々な熱演を聴くことができました。
プログラムは第1~8部の構成で行われ、
終了時間は20時30分過ぎとなる長いプログラムとなりましたが、
ステップ初参加の方から受験生の方までそれぞれ練習の成果を発揮され、
また、個人の目標を達成するため一生懸命演奏する姿に、
会場は常に大きな拍手で包まれていました。
アドバイザーには岡田 将先生、川口 みさき先生、後藤 育慧先生、鈴木 弘尚先生を
お迎えし、ローテーションでアドバイスをいただきましたが、それぞれとても丁寧で
適切な内容でコメントをご記入いただき、出演者は今後の演奏に生かせる事と思います。
第3部終了後には岡田将先生によるトークコンサートが開催されましたが、
会場で準備していた席では座りきれないほどの人が集まり、
急遽椅子を2度追加するほど熱気に包まれたコンサートとなりました。
しかし、それ以上に熱気があったのは岡田先生の演奏で、
ピアノがもつ繊細さ、喜怒哀楽、大胆さ、すべてが表現され、
聴いていた沢山の出演者、聴衆も圧倒されていたようで、
ピアノをより好きになるきっかけになったかと思います。
また来年、沢山の出演者の熱演が聴ける事を楽しみにしております。
参加お待ちしております。





