10月4日、気持ち良い秋晴れの中、9回目のピティナ・ピアノステップ伊予地区を開催致しました。
今回は定員オーバーになるほどで、143組ものご参加を頂きました。
ステップ前々日にアドバイザーの赤松林太郎先生によるセミナーも実施した為、ステップ翌日の学校クラスコンサートの実施も併せ、ステップを中心としたボリュームのあるスケジュールとなりました。
今回のステップは、経験を重ねた大人の方の演奏、コンクール目前の方、連弾やヴァイオリンアンサンブルなどがありましたが、導入の小さなお子さんが多いのが特徴でした。
また、ステーションスタッフによる鍵盤ハーモニカアンサンブル、そして赤松林太郎先生によるトークコンサートもあり、盛り沢山のプログラムとなりました。
オープニングは鍵盤ハーモニカアンサンブル。5つのパートに分かれピアノも入り、ハレルヤコーラスを演奏しました。初の試みで少々不安はありましたが、いざ舞台へ立つとステップ会場の温かさを感じ、気持ち良く演奏することが出来ました。(写真を撮り忘れたのが残念!)
午前の部が終わったところで、赤松林太郎先生によるトークコンサートが行われました。たちまちホールはコンサート会場に早変わり。立ち見が出るほどホールは満員でした。赤松先生の演奏はどの曲も情熱的で、1曲目の「剣の舞」(ハチャトゥリアン)から大人も子供達もすっかり虜になっていました。2曲目はピアソラがカルテットのために書いた「アディオス・ノニーノ」、ピアソラが父親を亡くした翌年に完成させた「お父さんさようなら」という曲。ピアソラ独特の雰囲気の中にも、しっとりしたバラードの旋律が印象的でした。3曲目は、同じくピアソラの「リベルタンゴ」。最後のブルドーザーグリッサンドでは「ピアノが動いた!」と声が上がり皆さん目を丸くしていました。ワクワクの連続で赤松先生の世界に浸ることができた幸せなひと時でした。
今回、ステップデビューの方や初舞台の方も今まで以上に多く、参加した自分の生徒さんも半数がステップ初体験でした。生徒さんへのコメントを見ると、どれも音楽的な深いアドバイスをいただいていたので、目標を持ってまた新たに日常のレッスンに取り組めると思いました。講評の時間にも「上達の秘訣は、こう弾きたいと感じること」「胸の前を開いて音を出すと腕が固まらない」などヒントになるお言葉をたくさんいただき、出演された皆さんのモチベーションアップに繋がったことと思います。
約12時間という長い一日でしたが、充実感のある一日でした。
【第1部~第3部 継続表彰】 【第4部~第6部 継続表彰】 【第7部・第8部 継続表彰】
当ステーションは来年10周年を迎えます。来月からは「しおさい鍵盤サークル」も開講します。
スタッフ一同さらに一丸となってまた素晴らしいステージを作れるよう頑張りたいと思います。