2016年10月6日、広島市南区民文化センター スタジオにおいて赤松林太郎先生のセミナー「演奏家によるペダル講座 ~ペダルは魔法の装置~」が開催されました。セミナーに参加された沖根典子先生からレポートをいただきましたのでご紹介いたします。
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ハンガリーでの国際コンクール審査員長を務め、帰国されたばかりの赤松林太郎先生。
待ちに待ったペダル講座でした!
ペダルについて、考えたことはありますか?迷ったことはありませんか?
楽譜に書いてあることは、最低限の事で、どのようにペダルを使って、どのように演奏につなげていくか。赤松先生は、理論的に、ピアニストとしての手法まで細かく解説してくださいました。
お話を聞きながら、初めてペダルを踏む小さな子供たちから、指導者はペダルの意義について教えていかなければいけないと実感しました。
赤松先生のお話は、クレッシェンド、デクレッシェンドに対する考え、時代による楽器の変移による演奏の仕方等、ぶれることがなく、常に一貫しています。
世界観あふれる講座は、本当に興味深く、勉強になります。今日も指導者としての責任の重大性を思い知らされた気がしました。
赤松先生、素晴らしい講座をありがとうございました!
広島での新春ピアノリサイタルを楽しみにしています。
(レポート 沖根典子先生)