4月12日ヤマハミュージック広島店サロンにて、来る5月12日開催の『コンペティション課題曲筆記試験』に向けての"対策勉強会(第1回)"を実施いたしました。
参加された中川麻里子先生からレポートをいただきましたのでご紹介いたします。
* * * * * * * * * * * * * * *
『指導者検定筆記試験対策勉強会を終えて』
今日、沢田菊江先生による指導者検定の筆記試験に向けての対策セミナーが行われました。
まず、先生がおっしゃった事は、筆記試験を受ける1番の意義は自分が分かっていない所を発見することだとおっしゃっていました。
ピアノが弾ける!だけでなく、作曲家の生涯に触れることや、曲の分析を通して演奏についての構想を広げることができれば、また違った視点から曲を眺めることができることなど、講師はたくさんの引き出しを持っていることが大切だと言われていました。
学んだ事をレッスンで伝えていくことで、生徒さんもよりクラシックに興味がわき、親しむことができるというお話をされていました。講師である自分にはその使命があると痛感しました。
勉強会の内容は作曲家のことをお話ししてくださったり、コンペ課題曲の分析をしました。
作曲家のお話では、同じ年に生まれたスカルラッティとヘンデルはチェンバロの即興演奏対決した、など『へぇ~!!』と思うような興味深いお話しも多かったです。
難しいところは時間をかけて教えてくださり、すごく分かりやすかったです。一時間半のセミナーとは思えないほど内容が濃いセミナーで充実した時間でした。
沢田菊江先生、本当にありがとうございました!
(レポート 中川麻里子先生)