10月30日(木)、恒例の勉強会を行いました。
今回は20名近くのスタッフの先生方が集まり、9時過ぎから午後3時近くまで、和気藹々とした中、話合いが進みました。
はじめに、来年1月に開催する合同発表会「夢のコンサート」について、実行委員から進捗状況と役割分担の説明がありました。
昨年の継続表彰記念コンサートに続いての、ステーション主催で行うコンサートです。
今回は、スタッフの生徒約40名による演奏のほか、2008年度PTNAコンペティション全国大会金賞・銀賞受賞者の体験談、渡部由記子先生による公開ポイントレッスン及びモデル生徒によるステージマナー講座、そして渡部由記子先生のお話(「無限の可能性」)など、特別な企画を計画し、内容の濃い、魅力ある催しにするつもりです。
プログラムもほぼ確定し、概要も決まりました。詳細は後日、こちらにもお知らせいたします。皆様、どうぞお誘い合わせの上、お越しください。
次に、11月15日(土)・16日(日)に開催されるステップの最終打ち合わせを行いました。
今回も2日間で186組の方々にご参加いただくことになりました。両日とも朝9時から夜21時近くまでの長丁場です。当日スムーズに運ぶよう、しっかりと確認を行いました。
スタッフ一同、心を込めて参加してくださる皆様のサポートをさせていただきます。
美味しくいただきました。今回のランチは、地雷也の天むす♪
その後は、恒例となりましたスタッフの先生の「発表」です。
抽選によって、石井晶子先生と水崎知実先生にお願いしました。
石井先生は大学卒業後に就いた教員時代の話をして下さいました。何校か勤務したという高校での出来事は、その偏差値により、かなり趣が変わることに驚かされました。
「やる気」を知らない子供たち、高校生になって自分の住所が書けない子供たち、そしてそれは決して子供のせいだけではないという現実。いかに小さい頃からの教育が大事か、思い知らされ、小さな子供たちに、少なからず影響を与えているピアノ教師という職業の重さもひしひしと感じました。
水崎先生は、「幼稚園教諭からピアノ講師へ」というタイトルでお話をなさいました。子供の頃からなりたくて仕方がなかった幼稚園教諭という仕事に就き、充実していたものの、あるとき、「ピアノを教えて」と言われたことをきっかけに、ピアノを教えることの楽しさに目覚めます。幼稚園教諭とピアノ教師はまったく別のもの、と割り切っていましたが、「幼稚園教諭になりたい」という高校生を教えたことで、かつての職業がピアノを教えることにも役立つ、と考え、現在は普通の生徒のほか、現役の幼稚園教諭や幼児教育を勉強している学生などに、実践的なピアノレッスンを行っています。
おふたりとも、ピアノ教師とは違う職業に就いたことで、ピアノにゆっくりと向き合うことができ、その重要性を感じたのかもしれない、と思いました。
次回の発表は、松田映子先生と梅村崇子先生です。
<日比谷ゆめステーション:今後の予定>
11月15日(土)・16日(日)秋季ステップ
1月18日(日)新年会
1月25日(日)合同発表会「夢のコンサート」
3月9日(月)2009年度コンペ課題曲セミナー A2・A1級
4月7日(火) 〃 B級
5月8日(金) 〃 C級
5月24日(日)公開レッスン(A2~D級)
6月20日(土)・21日(日)夏季ステップ
※課題曲セミナー・公開レッスンの講師は、渡部由記子先生です。