2009/08/27 ヤマハ西大寺センター サロンにて
今回で5回目を迎える室内楽研究会。
初めてトリオに挑戦です。
ステップでもお世話になっているバイオリンの袴田さやか先生、
チェロの松下千春先生、今回はお二人同時にお越しいただきました。
課題曲はロシェロール、アメリカの女流作曲家から3曲。
1. Indian Lore
2. Antique Lace
3. Swing Your Partner!
今までの研究会では、参加者が皆違う曲を担当していましたが、
今回はこの3曲を3人~4人ずつが担当し、練習してきました。
テンポの設定、rit.はどのくらいするのがちょうど良いのか・・・
それぞれがこんな風に弾いてみようとイメージを膨らませ、今日を迎えています。
ピアニストによって、微妙に違い、それぞれの弾き方にあわせて弦楽器のお二人も
弓順やディナーミクの付け方など色々な変化をつけてくださいました。
これは、チェロに合わせて入ろう、バイオリンの音を聞いてそれに乗っかって弾いて見ようというところ、逆に待ちすぎないでピアノが音楽を進めて行くところ、
同じ曲をピアニストを変えて練習することによって、より深く解釈することができたようです。
後半の楽しい演奏会も恒例となりました。
少しずつ楽しめるようになってきたのかも知れません。
練習を経て試行錯誤の後の演奏は、それぞれの個性がキラリと光るものでした。
袴田先生、松下先生には長時間にわたり演奏していただき、ありがとうございました。
この研究会の成果を発表する場を持とうと現在計画中です。
2010年8月29日、秋篠音楽堂にて(予定)
どんな演奏会になるのか、これから曲目を相談していきます。
どうぞご期待ください。
〈Rep.宇野〉