2010/02/18 ヤマハ西大寺センター サロンにて
第6回、室内楽研究会。
バイオリンの袴田さやか先生、チェロの松下千春先生お二人を
お迎えして、今回もトリオに挑戦しました。
曲目は前回と同じ、アメリカの女流作曲家、ロシェロールの3曲です。
1. Antique Lace
2. Swing Your Partner!
3. Indian Lore
今回の参加者は、演奏10名、聴講4名。
ピアノの先生方だけでなく、
聴講の中にはチェロの先生もいらっしゃいました。
今回のトリオは、曲目も同じ、2回目ということもあって
さらに奥深いところまで追求していきました。
速さや表現を変えてみることによって
この曲にはやはり楽譜どおりのテンポが合う、あるいは
どちらの速さでもOKかも・・・などなど
色々な発見がありました。
それに応えてくださるお二人の先生には本当に
お世話になりました。いつも長時間にわたる演奏、
適切なアドバイス、ありがとうございます。
今回特に勉強になったのは、ピアノのパートが
両手で和音を重ねるときのこと。
ついつい、ソロで弾くときのように、ソプラノの音を
聴かせてしまいがち。
ところがそれでは、音が立ちすぎて、弦楽器のメロディーの
邪魔をしてしまうということです。
その場合のピアニストの役割は、ハーモニー。
3つの楽器が重なりあってちょうどいいバランスになるために
今回はとても大切なことを教えていただきました。
当たり前のことのようで、なかなか難しいものです。
この研究会の成果を、是非皆さんに聴いていただきたいと思います。
2010年8月29日 秋篠音楽堂にて
バイオリン、チェロとのデュオ、トリオはもちろん、
連弾や2台のピアノなどなども入れられたら・・・
子どもたちにも馴染みのある曲を中心に選んでいこうと
計画中です。お楽しみに。