2008/2/12(木) ヤマハ西大寺センター サロンにて
室内楽研究会も今回で4回目を迎えました。
第3回に続き、チェロの松下千春先生をお迎えして、十数名の先生方が集まりました。
今回の教材は『しつないがく はじめの一歩』の中から、チェロの曲を全曲網羅!
いつもの通り、前半は練習タイム、後半はコンサート形式にて発表です。
松下先生にも「ちょっと皆さん慣れてきて上手になってきましたね」とお褒めの言葉をいただいたように、基本的なことはもちろん、さらに曲の中身に目を向けることができるようになってきました。
普段慣れているソロの楽譜とアンサンブル用の楽譜ではディナーミクやアーティキュレーションのつけ方が多少違っており、それに関しても意見が飛び交いました。
また、チェロとピアノが同時に弾き始める場合、弦楽器とピアノの音の出し方の違いから、ピアノが早く出てしまうことが多いということも身をもって体験しました。呼吸の大切さ、改めて実感です。子どもたちに指導する時には今日の体験が生かされることでしょう。
実際に舞台の上で子どもが合わせる際には、子どもの目線からチェロの姿が見えるよう、セッティングの段階で位置を充分確認しなければという話も出ました。
回を重ねるごとに、新たな発見もあり、再認識するポイントもあり、緊張しながらも和やかな雰囲気で練習タイムを終了。
休憩後は発表会。皆さん生き生きと素敵な演奏を聴かせて下さいました。練習タイムの試行錯誤があってこそ、素敵な演奏になるんですね。
次回はトリオにも挑戦できたらいいですね・・・と締めのお言葉を頂いて終了いたしました。
最後になりましたが、松下先生には前回同様、長時間にわたりお付き合いただきましてありがとうございました。
次回は2009年8月27日(木)の予定です。
(Rep.宇野)