今回の千葉白井「音で遊ぼう」ステーションの集まりは、2012コンペ課題曲抜粋の身内勉強会です。(2012年3月22日 伊藤楽器千葉ニュータウン中央センター)
課題曲の中からA1ショスタコーヴィチの「マーチ」、B級プロコフィエフ「行進曲」、安倍美穂先生作曲の2曲、「たいまつの踊り」、連弾初級A「かえるはうたう」を、まず安倍美穂先生の演奏を通して解説・楽曲分析して頂きました。
そして「この曲はどう弾けばいいのかなぁ」ということを参加した先生方と一緒に意見を出し合ったり、
同じ曲をさらに他の先生がアナリーゼした楽譜を見ながら和音分析を検討してみたり。
一つの曲について様々な視点を持つことができた勉強会でした。
ショスタコーヴィチの「マーチ」では実際に足踏みをしたり、手拍子をしてみたり、
「体を動かすこと」によって改めて曲の雰囲気を感じることができました。
安倍先生のお話で一番印象に残っていることは、「物語」を作るようにひとつひとつの音が持つ意味(イメージ)を考えるということです。
イメージを持つことによって、子供自身が楽曲に興味を持ち、表現していく第一歩になるんだろうな、と感じました。
作曲者の安倍先生から、ご自分の作品について直接解説して頂けるというとても貴重な体験もできました。
おまけに昨日から連載が始まった「ぶんぶんエチュード」の試作品もいただけて、ちょっぴりお得な日でもありました♪

ついでに、その後のランチでは全員「ドルチェ付セット」を注文したステーションメンバーでした。
塩谷紘子 記