初めての講座開催は収容人数28名の厚木市文化会館練習室でした。
雨の中多くの方々がいらしてくださいました。
導入・初級の生徒を抱えるあつぎwakuwakuステーションのわがままを聴いていただき、平間先生には講座の中で実際に生徒のレッスンをしていただきました。
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【平間先生の指導法講座】
私にとっては、「待ちに待った!」講座でした。
神奈川県と言えど、この辺りは東京に出るのには、なかなか大変なんです。
こんな地元で、平間先生の講座が聞けるとは。
導入のお子さんへの声かけ。
今回受講された3人のお子さんは、年長さんと一年生。

一度弾かせた演奏に対してまず「うん、とーってもステキね!」の声かけ。
そこから展開してゆく情熱的なレッスン。
私も生徒さんに教える中で、見直しすべきところがたくさんあり、大収穫でした。
参加された先生方からも「こんなに良い講座、企画していただいて、本当にありがとうございます♪」といったお声もかけていただいて、あつぎwakuwakuステーションスタッフとして皆さんをお招きする立場の私には、大変嬉しいお言葉もいただきました。
贅沢な2時間を過ごさせていただきました。
石井 秀美先生

ピティナに入会してまだ1年。
講座を受けた事は今回が初めてでした。
これまで、自分の経験や、感性だけでのレッスンでしたが
こうして優秀な生徒さんを育てあげられた、経験豊富な先生のお話を聞く事は
大変価値のある時間と、今更ながら気づかされました。
特に印象に残ったことは、小さなお子さんにでも伝わる言葉で、みるみる音楽が変わっていくところ。
「最後の一音を丁寧に弾く」事の指導では、工作で使う「のり」を、エアーで生徒さんの指に塗る真似をし、
生徒さんも塗られたイメージで指先を鍵盤から離す事無く、手首を楽にされていました。

また、平間先生は、楽譜を追っただけの演奏だけでなく、楽器の歴史や、音楽の歴史を大変重視されていて
感じる力を養うためには、想像力や文化的知的興味、芸術的な生き方も大切だとおっしゃっておりました。
平間先生にとって指導とは・・・生徒の耳の代わりをしてあげること。
指導者がよい耳を持つことは命のように大切なことだと思いました。
多くの作曲者が何百年たっても、人の心に残る感動的な音楽を残した業績は素晴ら しいく、
その音楽を私たち指導者はいつまでも「生き続ける音」として子供たちに伝え続けていかなければなりません。
豊富な知識と、感性を分かりやすく伝えていく事をこれからの指導のヒントとして、学び深めていきたいと感じる講座でした。
石井 千広先生
