« 前の記事| 後の記事 »

ピティナ厚木地区ピアノステップ説明会を開催しました。

1月22日(金)カワイ厚木店様をお借りしまして、ステップ説明会を開催しました。

FullSizeRender佐竹さん.jpg

当日はお天気にも恵まれ、11名の先生方にご参加いただきました。

今回は、「ピティナピアノステップはレベルが高く、自分の生徒では、でられない」という

ご意見を下にそんな不安を解消していただくため、埼玉県から戸沢睦子先生をお招きしました。

 

戸沢先生にはピティナピアノステップを立ち上げるきっかけ、立ち上げからの20年の想い、

今後の発展をお話しいただきました。

 FullSizeRender.jpg

その一例をご紹介します。

♪競争するためのピティナではない!

「(生徒を)外に(自分の主催ではない演奏の機会)に出すと、(生徒の様子が)

客観的にみられますよ。競争するところに出すわけではありません。競争するためのピティナではありません。今後学校教育から芸術科目が減る中で、ピティナの存在が重要になってきます。芸術科目はやがて民間教育におりてきます。

「レールに乗っていない子はエリートではない」、ということではなく、自分の身の丈にあった学習方法があってよい。そんな中で、剣道や書道のようにピアノにも〝級″があったら達成感があるのでは、そんな発想が基にあります。」とのことでした。

 

♪〝ステップ″という名前のこだわり。

「生涯学習として、一生続けられる階段を作ろう。塾は一時。でも人生は自分のためだけに使える時間が必ずある。そんなときに音楽に戻って来られる!」そんな思いからステップの名前も導入・基礎・応用・発展・展開となっています。

 

大人になってピアノを再開した時に、勉強を始める段階が基礎なのか、応用なのか個人の

気持ちに沿った選び方ができるような配慮だとか。本当に素晴らしいと思ってお話を聴いておりました

 

♪コンペとステップの違い、評価への想い

「教育に格差があってはダメ!コンペはそのステージの瞬時を審査するけど、ステップは生徒(演奏者)の背景をみる。思いやりを持って必ずいいところを1つは見つける」

とのことでした。

 

「評価についても熱い想いが伝わりました。

〝評価に関する研究開発″フリーステージの評価は印象評価です。

Bravo

Great

Fine

Almost

印象評価とは言え、なんとなくよりGeat Bravoの方が高い評価のような

イメージを持つと会場から意見が出ました。

ですが、これも戸沢先生のお話しで非常に納得がいきます。

Bravo・・・演奏に感動しました

Great・・・とてもよく学習された演奏でした

Fine・・・豊かな感性が感じられる演奏でした

Almost・・・もうひといきです

 

受験とかお勉強している人に感動しました、というのはどうでしょう?

小さなお子さんの演奏に豊かな感性を感じました、というのと感動しました、というのではどうでしょう・・・そういわれると納得がいきます。

 

最後に先生は「(指導者が)行動すると見えるものが違う」「生徒を出すだけでなく、ぜひ指導者の活動にも参加してください、裏方も経験してくださいね」と締めくくっていらっしゃいました。

先生のお話のあとはステップには参加させられないという方はお一人もいらっしゃいませんでした。


説明会終了後は戸沢先生を囲んでのランチ会です。


FullSizeRenderランチ会.jpg




過去の記事(月別)


HOME |  協会概要 |  入会案内 |  採用情報 |