日本全国各地で桜開花のニュースが聞かれる中、南国奄美は晴天の夏のような暖かさ、子どもたち57名が張り切って奄美春季ステップに参加しました。23ステップに加え、コンペティション前ということもあり、課題曲をフリーステージで演奏する子供たちも大勢いました。また、連弾や各ピアノ教室のアンサンブル、弾き語りなどバラエティに富んだステージもあり、コンペ前の緊張感もありながら、楽しい一日となりました。
春から学年が変わり、部活と両立させるのが難しい中学・高校生、また音楽を志す受験生、幼稚園生や小学低学年性はお姉さんお兄さんの演奏に聴き入り、まさにステップの良さが伝わり、スタッフ一同参加させて良かったと感じました。課題曲の難しさにも必死で頑張り、楽譜を見ながら一生懸命演奏した子どもたち、受験に備えての演奏の高校生、そんな中自分の好きな曲を弾き語りした中学生の、ほっとさせる時間・空間があり、奄美ならではの、音楽を生涯の友としピアノを生活の中で楽しむ事を改めて認識させられました。
3人のアドバイザーの先生方からも、こんなに弾き歌いがあるのは珍しいステップと大変喜んでおられました。コンペ予選の曲で臨んだ子どもたちには、これからどういう姿勢で練習すべきか、またピアノを大きなホールで響かせる大切さについて講評され、小さい子どもたち向けには保護者に対し、様々な音楽体験の重要性を、連弾や弾き語りで楽しむ子どもたちへも温かいアドバイスをくださいました。遠藤美子先生、多胡まき枝先生、田代慎之介先生、ありがたい講評、的確なアドバイスを本当にありがとうございました。