横浜夏季ステップでは 学生の方へのインターンシップとして ステップの裏方をお手伝いいただいております。参加いただいた学生の方から 感想をいただきましたのでここに掲載させていただきます。
これから社会に出て活躍される若い方々にいろいろなことを感じたり考えたりしていただく大変よい機会になっているように感じます。
またお手伝いいただきありがとうございました。
(敬称略)
☆小塚 理沙
ステップ学生インターンシップを体験して(2010年度)
ピティナピアノステップ横浜夏季地区のスタッフとしてお仕事を体験させていただきました。私は小さい頃からピアノを習っているので、ステップは身近なものでした。しかし、スタッフを体験すると、自分が参加者のときには解らなかった事が見えてきました。
まず、一番感じたことは、一つのイベントを成功させるには、多くの人の力が必要であるということです。朝早くから打ち合わせがあり会場を設営します。
ステップが始まってからも、受付、司会、会場、そのほかにもたくさんの仕事があり、今まで私がステップで演奏していた時、裏ではこんなにも多くの人が支えてくれていたのだと、改めて実感することができました。
私の夢はアナウンサーになることです。今回、司会係を担当させて頂き、とてもいい勉強になりました。普段、マイクを使って大勢の人の前で話すという機会がないので、貴重な体験でした。実際に司会すると、話すタイミング、間の取り方、声のトーンの変化、アクセントのつけ方などうまくいかないことばかりでした。
けれど、他の司会者の方々の振興を見学していると、学べることが多く、アドバイスもしてくださったので、これから、もっと、上手に話すことができるように、日々頑張っていきたいと思います。
今回のステップでは、ピアノと歌のアンサンブルという企画で声楽の先生方の歌を聴くことができました。近くで歌を聴いたことがなかったので、とても楽しい時間でした。
私はステップ学生インターンシップで多くのことを学びました。このような、素晴らしい企画に参加できたことを大変嬉しく思っています。本当にありがとうございました。この一日で学んだ事を生かし将来に役立てていきたいと思います。
☆吉田 昌平
ステップ学生インターンシップを体験して(2011年度)
小さい頃から何度もお世話になっていたPTNAピアノステップで、今回は出演する側ではなく、お手伝いをする側として機会をいただきました。一日を通してお手伝いをさせていただき、多くのことを学ばさせていただきました。当日は、プログラムの変更などについてのミーティングから集計作業、ステージ作りまで、一人一人に最善の状態で演奏していただくために、裏では多くの先生方が細かな作業から力仕事まで色々な準備をしていることを知りました。自分がステージに立っていた時には、そのようなことを考えたこともありませんでした。
アドバイザーの先生方によるメッセージ用紙を参加者にお渡しするまでに、一連の作業があります。集計作業ひとつ見ても、評価の確認やシールの位置の確認など、当たり前ではありますが、小さなことを何度も、そしてきちんとこなさなければなりません。また、開催前後のステージ作りでは、ステップを円滑に進行させるために、椅子や机などの備品移動を迅速に、かつ傷つけたりしないよう丁寧に行います。当たり前のことを当たり前にこなすということはそう簡単なことではないのだ、ということをこれらの作業を通して改めて感じました。
また、先生方は普段はそれぞれの違うピアノ教室でレッスンをされていますが、ステップを成功させるために皆が役割分担をしながらチームワークよく動いていらっしゃいました。自ら率先して行動する姿勢や、不測の小さなトラブルにも要領よく対処しようとする姿勢は、とても勉強になりました。
一方で、参加者は、コンクールやコンサートを前にリハーサルとしてアドバイスを求めて参加する方、上達に向け「ステップアップ」する契機としている方、日頃の練習の成果を人前で演奏する機会としている方と、一つのステージで年齢問わず様々な方が様々な目的で演奏されていることを実感しました。思えば自分の音を会場で聞いてもらう機会、プロからアドバイスをいただく機会というのはなかなかないので、改めてステップを開催する意義というものを実感することができました。
初めての経験で少し緊張しましたが、親切に支えていただいた皆様に感謝しています。僕は当日のみの参加でしたが、先生方は当日を迎えるまでに数多くの会議をされていたと聞いております。今後ステージに立つ機会があれば、この経験を忘れずに感謝をこめて演奏したいと思います。