« 前の記事| 後の記事 »

アンサンブル体験会チェロ諸岡由美子先生からのメッセージ

メッセージ。
ブログの開設おめでとうございます・・・・御覧の皆様こんにちはぁ、チェロ諸岡由美子です。
ピティナ本部での室内楽研修会から江崎先生にはお世話になっております。江崎先生がピアニストさんに心から教え伝えたい事に私は感動し尊敬しております。
ピアノソロだけの知識ではなく 他の楽器奏者とのアンサンブルや、様々な音楽家との出会いによって学び得る事は無限にあると思います。
技術は一人一人毎日練習すれば見に付きますね。
実際日本人の技術力は世界にも負けていないくらい優れていると思いますが、創造力、音と音との会話や世界、色彩感など「音楽をする=楽しむ=音楽ってステキ☆幸せ」と感じながら演奏するのは、海外の演奏家と比較すると日本人は遥かに乏しい気がします。
演奏している表情をみていると一目瞭然。
(シャイな性格だからなかなか表情に出にくい…これもまた音楽にすぐでてしまうものだし)

横浜アソシエに受講されていたピアニストさんは、最初は可愛くマイペースな演奏から、次第にみるみる表情もそして演奏も変わり、最後には自信満々なステキな笑顔で 「先生さようなら」と帰って行きます。

室内楽はピアノソロとは弾き方が違うとか室内楽は伴奏だから…は全く間違いです。どれも同じ最高の音楽で音楽や個性や技術のコラボレーション。>ピアノトリオでは ピアノとバイオリンとチェロ通しの音楽の会話、リハーサル又はレッスンしながら他の演奏家の素敵な部分を発見出来る場所。

今までの横浜受講生は皆さんソロではかなり優秀なピアニストばかりだったので 技術は勿論、感受性も豊かで伸び盛りで上達も早かったでした。

私たちは「せーの」と音を出し、曲を弾き始めれば、先生も生徒の境界が無く同じ演奏家同士でした。

私は海外の演奏家たちと一年間の半分は共演しています。来週はイタリアで協奏曲とピアノ3重奏のコンサートがあります。「音楽には国境は無い」と言いますがその通りで、「音楽」を通して私も演奏家仲間から沢山の影響と感動を受けて、学び続けていきます。
私が学んできた事を 若き皆様にもこれからも、お伝え出来たらとも思っています。

受けるアドバイスの中から 自分に大切な事や興味の有ることに良く耳を傾けて身に付けていってくださいね。
講習後に生徒さんから戴いた手紙の中に、「チェロの音が響いてきてお腹がすいてしまいました…」という内容に、私は心から感動しました。

そんな感性を大人になっても大切に失わないでピアノを弾いていってください。
チェロ 諸岡由美子


過去の記事(月別)


HOME |  協会概要 |  入会案内 |  採用情報 |