2021年12月22日

豊中冬季ステップ開催します(2021.12.26)


            ~ごあいさつ~

本日はピティナピアノステップ豊中冬季地区にご出演下さいまして
本当にありがとうございます。
 新型コロナのパンデミックも約2年になろうとしています。
本年度は延期されていた東京五輪、ポーランドでのショパン国際ピアノ
コンクールも何とか開催され本当に良かったです。
当地区でも2年ぶりにトークコンサート(関係者限定)も予定出来る事
となり、ライブ(生)のコンサートを聴ける機会も増えてきた事は本当に
喜ばしく倖せに感じます。
また各部入れ替え制では有りますが各々の演奏をお互いに聴く良い機会
になればと思っています。まだまだ予断を許さないコロナ禍の中で
出来る事を最大限の努力と工夫で開催致す所存です。
ご出演の皆様方、そして快くお引き受け下さいましたアドバイザーの
先生方、ピアノ・トリオの弦奏者の先生方、微力な私をいつも温かく
支え中心となり、お力を下さいますステーションスタッフの皆々様方に
心から感謝申し上げます。

                豊中シンフォニーステーション
                     岩本 智子

(当日のプログラムより)

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2021年2月10日

赤松 林太郎先生セミナー(梅田オンラインセミナー・2021/01/22開催)

2021年1月22日(木) Zoomオンラインセミナー
【赤松林太郎徹底講座シリーズ : バッハ平均律講座 演奏と解説 第5回】~平均律第1巻第4番の復習、第5番の予習~を開催致しました。

*当セミナーでは、前回復習分の第4番の赤松先生によるアナリーゼ楽譜を参加者の皆様に事前にPDFにて配布しています。

そのままレッスンで活用出来る先生の貴重な書き込みのあるこの資料楽譜は、毎回参加者の皆様に大変重宝され、ご好評頂いています。

*今回このシリーズ4回目ということで継続して受講して頂いてる方も多く、前回に出た質問への回答からのスタートとなりました。

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楽曲のアナリーゼは もちろん、その中に 見え隠れする バッハの宗教観、音形の意味、調性の意味、その時代背景、先生の講座はまるで 歴史書を 読み解くような 楽しみも有ります。
ちょうど 和音の奏法について、調律の違いについてのご質問でしたので、その当時の楽器の演奏映像や、先生がスタジオにご所有の クラヴィコードで実際に音を出し方を見せていただき、何故 アルペッジョにするのかしないのかを解説してくださいました。
zoomならではの ご対応でしたが 、今回も本当に 珍しい映像や資料を提示していただき大変勉強になりました。

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*そして次回第6回はコンクール、入試等でよく取り上げられる第5番。
Preludeの 左手の弾き方、 Allegro-Adagio軸のお話。
そして、 Preludeの力強いCodaからのFugaへの繋がり。


*次回、人気の第5番の世界観を表現する為のアナリーゼ、演奏のヒントを解説いただきます。
zoomによる配信においてより充実した講座内容になるようにと、ワンオペレーションでありながらカメラの配置、出力関係など大変工夫して下さった赤松先生に感謝の思いでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
そして、ご参加くださいました 皆様 本当に有難うございました。

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Rep:ピティナ豊中シンフォニーステーション 山本美恵子

2021年1月20日

小倉 貴久子先生セミナー(梅田・2020/12/21開催)

2020年12月21日(月曜日)ハーモニーホールにて、小倉貴久子先生のセミナー「古典派の語法」〜当時ポピュラー音楽だったモーツァルト、ベートーヴェンを現代ピアノで生き生きと演奏するためのヒント〜を開催いたしました。

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〈講義内容〉
・当時の楽器と現代の楽器を知る
・拍感と音の優劣
・アーティキュレーションの必要性

[1] 当時の楽器と楽譜を知る
古典派に限らず、すべての音楽において大事なことは、当時の音楽を知ること。現代のピアノは比較的どんなことも表現できる楽器だが、ピアノ以前のチェンバロやオルガン、クラヴィコードはそうではない。つまり、原典楽譜に書かれている記号は当時の楽器に合わせたものである。また、校訂楽譜に書かれている内容は、古典派以降の演奏法が使用されることもあるため、本来の音楽と解釈が違ってくる可能性がある。現代ピアノで表現するには、その点を考慮しなければならない。

[2] 1拍目は王様の拍!
古典派音楽は「拍感」がもっとも重要。18世紀は不平等社会であり、大切な1拍目は王様の拍と言われた。古典音楽はきっちりと全ての音を弾くイメージがあるが、実は拍感や音の優劣が必要。しかし、20世紀以降のソルフェージュでは一音一音に意識が集中し、拍感が失われている。これを改善するために、強拍から弱拍にかけて強拍を少し長く、そして弱拍はほんの気持ち弱めに、音の優劣をつける。また、4拍目の裏拍は一番意識しなければならない。この裏拍は、短めに弾き、1拍目に入る前に少しだけ音の無い時間を作る(切る)ことで、次の1拍目を強調することができる。

[3] クリアな音をレガートに
19世紀初期のピアノは、革のハンマーでクリアな音だった。当時の演奏家は、そのクリアな音をどのようにレガートに弾くかを工夫し、オーバーレガート(指を鍵盤に少し残す弾き方)をしていた。しかし、現代の演奏者は当時と楽器が違うにも関わらず、クリアな音を出そうとして一音一音を切って弾く人が多い。けれど、求められていることは「レガート」である。これは拍感を意識することで改善することができる。

[4] アーティキュレーションは言葉の子音
言葉には子音と母音があり、言葉を伝えるためには子音が必要。アーティキュレーションはこの子音と同じ役割をし、古典派音楽を表現するために必要不可欠。アーティキュレーションは、手首を使うと音楽が止まるので、必ず「指先」で行なう。このとき、ハイフィンガーではなく、鍵盤に指先をつけた状態で弾く。モーツァルトの時代は、鍵盤を上まで戻さないと次の音を弾くことができなかった。いわゆる、ウィーン式アクション。しかし、現代のピアノには鍵盤に遊びの部分が存在する。その遊びの部分で、ハンマーがどのように弦にあたっているかを感じ、色々なタッチで音作りが可能となる。

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随所に 小倉先生の美しい演奏をはさみながらの解説で、魅力的な2時間となりました。コロナ禍の中、遠方よりお越しくださいました小倉貴久子先生、そして御参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました。

Rep.安東佑由子

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2020年12月16日

豊中冬季ステップ開催します(2020.12.20)

              ご挨拶

本日は、ピティナピアノステップ豊中冬季地区にご参加下さいまして 本当にありがとうございます。
2020年度本年が新型コロナで世界中がパンデミックになるとは1年前は想像できませんでした。しかし現実はまだ続いています。
コロナ禍に開催しなくてもと言うご意見も有るとは存じますがコロナ禍でも" 挫けず 諦めず"出来ることを前向きにとの思いから 本日の開催に至りました。
本日このプログラムを皆様にお渡しでき無事開催できます事が最大の喜びです。
そしてこのような状況下にアドバイザーにお越し下さいました先生方、アンサンブルを御共演下さいます弦奏者の先生方そして微力な私に絶大なる御力添えを頂きますスタッフの皆様本当にありがとうございます。
最後になりましたが、ご出演の皆様方にとって本日が楽しく思い出深い一日となり音楽の勉強と経験そしてコロナ禍の元ではありますが少しだけでも交流の時になります様スタッフ一同一生懸命お手伝いさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

豊中シンフォニーステーション
岩本 智子

(当日のプログラムより)

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2020年2月26日

豊中冬季ステップ開催レポート(2019.12.15)

2019年12月15日(日)
大阪ハーモニーホールにて
豊中シンフォニーステーション記念すべき第1回目のステップを開催致しました。

ご出演は4歳のお子様から90歳の方まで様々な年齢層75組の出演者の皆様がご出演くださいまして一生懸命な心溢れる演奏を聴かせて頂きました。
ご出演の継続表彰の方も35人と沢山いらっしゃいまして一緒にお祝いする事が出来ました。
本当に良かったです。
おめでとうございます。

そして素晴らしいアドバイス、講評、表彰をして下さいましたアドバイザーの
赤松林太郎先生
田中貴子先生
中川京子先生
松浦友恵先生の各先生方
長時間ありがとうございました。

赤松先生、中川先生には
溢れるほど満員の会場でそれぞれ
トークコンサートもして頂き
両先生とも 心に残る渾身のとても素晴らしい演奏で出演者の皆様やお客様も本当に大変喜んでらっしゃいました。

またステーション内のアンサンブル企画で19組の出演者と御共演の音登夢の先生方、
ステーションスタッフの皆様のお陰様で無事に開催することが出来ました。
この場をお借り致しまして御礼申し上げます。
本当に ありがとうございました。
来年度は、
2020年12月20日(日)大阪ハーモニーホールで
豊中シンフォニーステーション 第2回目のステップ予定です。ご参加お待ち致しております。

2019年12月12日

【セミナー実施レポート】赤松林太郎徹底講座シリーズバッハ 平均律講座 ―演奏と解説― 第1回

191111_umeda_1.jpg2019年11月11日(月)にハーモニーホールにて赤松 林太郎先生に寄る待望の「赤松林太郎徹底講座シリーズバッハ 平均律講座 ―演奏と解説― 第1回」を開催いたしました。

※バロック時代においての考え方や奏法の通例ルール

①楽譜を深く読み解く事とは?

②各曲のテーマが何を現しどの様な意味を持っているのか?

③記号を深く読み解く時の意味etc.

④バッハにおいて、#(シャープ)と♭(フラット)の隠された意味とは?

⑤セミナー受講者特典

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赤松先生

全身全霊・粉骨砕身の

アナリーゼ楽譜も、

とても分かりやすくて

皆様に大好評でした。

※アナリーゼ楽譜は

毎回1曲(プレリュードとフーガ) 前回の復習用楽譜となります。

191111_umeda_3.jpg赤松先生のバッハシリーズ

セミナーを受ければ受けるほど" 目からウロコ "

そして バッハを

勉強すればするほど

奥が深く その音楽が海のように深く

山のように高く

神への音楽そして愛に溢れている事がよく分かります。

191111_umeda_4.jpg第1回目は

近畿2府4県はもちろんの事

山口県 四国、愛知と遠くからも沢山の方にお越し頂きまして、ハーモニーホールも満席になり 沢山の皆様と

一緒に お勉強する事が出来ました。

赤松先生

お越し下さいました皆様

本当にありがとうございました。12月16日(月)第2回平均律セミナーもお待ち致しております。

                                Rep:岩本 智子

                          

2019年12月11日

豊中冬季ステップ開催します(2019.12.15)

本日は、ピティナピアノステップ豊中冬季地区にご参加下さい
まして、本当にありがとうございます。お陰様で今回のステッ
プは、私共豊中シンフォニーステーションが開催致します記念
すべき第1回目となります。その1回目を皆様方と共に迎える
事が出来とても嬉しく思っております。
皆様方にとって本日が、楽しく想い出に残り 音楽の勉強と経験
そして交流の時になります様にスタッフ一同一生懸命お手伝い
させて頂きます。
また、本日アンサンブルの共演を快くお引受け下さいました音
登夢の先生方、一生懸命アドバイスを書いてくださいますアド
バイザーの先生方、そして微力な私に絶大なるお力添えを頂き
ますスタッフの皆様 どうぞよろしくお願い致します。
豊中シンフォニーステーション ステップ バイ ステップ
(1歩1歩着実に)歩んでいく 初めの第一歩です。

豊中シンフォニーステーション

(当日のプログラムより)

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2019年11月19日

【セミナー実施レポート】♪ハノンクリニック開院♪ ハノンを使って名曲を弾ける様にするには?

191021_toyonaka_1.jpg2019年10月21日(月)にハーモニーホールにて奈良井 巳城先生をお招きし、「♪ハノンクリニック開院♪ ハノンを使って名曲を弾ける様にするには?」を開催いたしました。 音楽月刊雑誌"ムジカノーヴァ"でも大好評連載中のピアニスト奈良井先生による「ハノンクリニック」を大阪にて開院して頂きました。メインタイトルは、〝ハノンを使って名曲を弾ける様にするには?〟でした。セミナー資料プリントに書込みながら 参加型セミナーでした。

191021_toyonaka_2.jpg2時間の短い時間制約の中

①楽器としてのピアノの進化、ハノンの成り立ち

②テンポ設定の必要性と提案

③スケール&アルペジオの重要性

④調性感

⑤和声感

⑥重量奏法

⑦共感覚

⑧手首の柔軟性

⑨トレモロ

⑩指の独立持続力の体得etc多岐に渡る内容

そして、

⑩各名曲の中にハノンをどの様に取り入れて練習するか?etc...移調奏等

⑪ほとんどの曲はスケールとアルペジオで成り立っている

191021_toyonaka_3.jpg本当に盛り沢山な内容でした。ご参加下さいました皆様にも、とても勉強になったと喜んで頂けました。奈良井先生の面白トークも皆様に受けていました。先生ありがとうございました。

Rep:岩本 智子


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