≪第2部 ロック&ポップス系(8ビート、16ビート)≫


また、受講者が実際に8ビートを叩いてみよう!というドラム体験コーナーもあり、河﨑先生のアドバイスにより、丹内先生が即興でピアノを演奏し、豪華なドラム体験となり大変盛り上がりました!
クラシックの人に多い"なんとなくリズム"ではなく16分を"しっかり刻めるように"する事が大切で、音楽を聴く時は普段から体を動かす→常に足などでリズムをとる(踊る)。
そうする事でもっともっと音楽が楽しくなるそうです!!
また休符の多い曲では、休符を意識しすぎると重たくなるので、ビート感やエネルギーがなくならないように、常にバックビートを意識して演奏する事が大切だそうです。

≪ラテン系リズムトレーニング≫
キューバ系リズム"2.3クラーベ"の練習の後に「テキーラ」に合わせていろいろな小物楽器(クラーベ、カスタネット、マラカス、シェーカー、カシシ等々)を使用しリズム体験&楽器体験しました。会場中での大アンサンブルはノリノリな"テキーラ"演奏となりました!

ボサノバは、和声的に複雑、都会的で小粋なリズム、サンバはホイッスルを使った賑やかなリズムとのことで、「波(ウェーブ)」では、癒しのボサノバから途中でノリノリなサンバへリズムを変えて演奏して下さいました。
≪ジャズ系≫

実際に曲に合わせても、ドラマーがいる事で演奏上のスウィング感がすごく伝わってきました。
≪ミニライブ≫
丹内真弓先生(ピアノ)&河崎真澄先生(ドラム)によるデュオライブは、バッハのインベンション8番、4番を丹内先生の素敵なアレンジにより、カッコいいノリノリのリズムで大迫力の演奏でした!!また、アンコールでは、ジャジーでお洒落な「すべてをあなたに」を披露して下さいました。


≪まとめ≫
今回ピアノ演奏にドラムを入れながらの解説の中で、ポピュラー音楽では"リズムがいかに大切か"ピアノの4分音符1つでも音価を"タン"ではなく分割して"ツクタカ"と感じる。ドラムのリズムやバックに入る効果音などをイメージして弾く事により、更にポピュラー音楽の表現の幅が広がり、グルーブも生まれるのだと感じました。
また、「ピアノと鍵盤ハーモニカ」「ピアノとトイピアノと効果音」「ピアノとドラム」など、プラス楽器とのアンサンブル演奏もたくさん披露して下さり、ポピュラー音楽はほとんどがアンサンブル形態ということからも、原曲の世界観、リズム、音色のイメージをしっかりもって演奏する事が大切なのだと改めて感じました。
≪お知らせ≫
今年の「文京ポピュラー地区ステップ」は、12月18日(日)文化シャッターBXホールにて開催されます。⇒詳細はこちら
また、クラシックも大歓迎の、「城東ポピュラー地区ステップ」も12月4日(日)亀戸文化センターカメリアホールにて開催されます。
⇒詳細はこちら
そして、来年の「ポピュラー指導法セミナー」は趣を変えて、2017年5月16日(火)午前に、「旬のポピュラー曲&編曲もの」を中心とした楽しいレクチャー付きの「公開録音コンサート」として開催されるそうです。
2018年3月に初開催予定の、『編曲もの&ポピュラー系コンクール』の課題曲もご紹介して下さるとのこと、来年もまた楽しみです!
(Rep.TOKYOポピュラーステーション 門田裕美)