風薫る新緑の季節、今回で13年目となる毎年恒例 佐土原知子先生による「ポピュラー指導法セミナー」が5月17日東音ホールにて開催されました。
参加者の中には北は北海道~南は熊本・長崎まで、全国各地からたくさんの方が参加されました。
演奏者は丹内真弓先生、戸田愛さん、田中瑠美さんと、私門田裕美。ゲストには毎年ポピュラーステップアンサンブルでお馴染みのドラマー河崎真澄先生をお迎えし、東音ホールでは初めてというドラムを取り入れてのセミナーが行われました。

2015年度 ピアノステップポピュラー新課題曲
ポピュラー現行課題曲は、PTNAのホームページにて動画公開中、随時更新!

3年前より導入された"今年の1曲"「故郷」、「赤とんぼ」に次ぐ2015年度は、「夏の思い出」が課題となりました。日本の美しいうたを残していきたいという想いで選定されたそうで、ソロ、連弾とさまざまなアレンジを紹介して下さいました。
佐土原先生より、歌詞のついた曲を弾く時には欠かせない"歌詞の内容をよく味わうこと"の大切さをお話されました。昔の作曲家は、日本語のイントネーションも考慮してメロディーを作られていたそうです。そして、演奏に合わせて参加者の皆で実際に歌い、改めて情景が浮かぶ歌詞とメロディーの美しさを実感いたしました。楽譜もいくつかご紹介頂き、クラシカルアレンジ、プチJAZZアレンジまで改めて原曲の素晴らしさを感じました。
写真
福田優子先生によるアプリ紹介では、楽しみながら、音楽の基礎を繰り返し学習できる、読譜トレーニング用教材アプリを実際にiPadを操作しながら(ビデオによる手元UPモニターも表示)紹介して下さいました。見てみるとかわいい動物とPopな色使いなど見た目も楽しく、ランキング表示などゲームをしながら自宅学習ができて、またアメリカで生まれた教材でコードネームも勉強できるユニークな特徴がたくさんありました。最近はiPhoneを使いこなす生徒が多いので、子ども達が自ら進んでチャレンジしながら上達してくれる、現代っ子にはぴったりな画期的なアプリです!私もぜひ生徒と一緒にレッスンや自宅練習で取り入れてみようと思います。
リズムの基本であるドラムセットについて、河崎真澄先生より紹介していただきました。
普段リズム譜や絵柄上でしか理解していなかった一つ一つの楽器について、音を出しながら特徴などとても分かりやすく説明して下さいました。
バスドラは、ピアノでいう左手のパート。8ビート、16ビートの違いなど、アフタービートを意識した手拍子での参加も皆で行いました。
演奏上の大切な要素2つを河崎先生よりお話頂き、また丹内真弓先生からは、3連系のリズム「この素晴らしい世界」ではメロディーを歌わせる為に、鍵盤ハーモニカを使い持続音をどのように演奏するか、音楽的なフレーズを意識してからピアノでそのイメージをもって演奏すると良いとアドバイスがあり、ゆらぎの気分を分かりやすく表現してくれました。
曲紹介とともに、佐土原先生と河崎先生によるリズムについての説明もあり、リズムイメージがすごく湧きました!大切な事は、メトロノーム練習だけではなく、上達の早道は上手な人とアンサンブルをすること。
プロの方の繰り出すリズムを感じ演奏する事で、自分のなかのリズム感もUPしていくのだと思います。
ぜひ、皆さんもアンサンブルへの挑戦をおすすめいたします!!
この続きは、第2回目レポートをお楽しみに!
参加者の中には北は北海道~南は熊本・長崎まで、全国各地からたくさんの方が参加されました。
演奏者は丹内真弓先生、戸田愛さん、田中瑠美さんと、私門田裕美。ゲストには毎年ポピュラーステップアンサンブルでお馴染みのドラマー河崎真澄先生をお迎えし、東音ホールでは初めてというドラムを取り入れてのセミナーが行われました。
《講座の内容》
ポピュラー現行課題曲は、PTNAのホームページにて動画公開中、随時更新!
【第1部】
- 今年の1曲「夏の思い出」、バラード系(童謡、わらべ歌、日本の歌、ディズニー・ジブリ、その他)
- バスティンアプリ紹介、アプリ体験、楽譜販売
【第2部】
- ロック&ポップス系、河崎真澄先生によるドラムセット紹介、リズムトレーニング8・16ビート
- Web限定課題曲、小物楽器&音楽グッズ紹介
【第3部】
- ジャズ系、ラテン系、リズムトレーニング
- 丹内真弓先生、河崎真澄先生によるミニライブ
<今年の1曲"夏の思い出">
佐土原先生より、歌詞のついた曲を弾く時には欠かせない"歌詞の内容をよく味わうこと"の大切さをお話されました。昔の作曲家は、日本語のイントネーションも考慮してメロディーを作られていたそうです。そして、演奏に合わせて参加者の皆で実際に歌い、改めて情景が浮かぶ歌詞とメロディーの美しさを実感いたしました。楽譜もいくつかご紹介頂き、クラシカルアレンジ、プチJAZZアレンジまで改めて原曲の素晴らしさを感じました。
<バラード系>
ディズニー、ジブリ、カプースチンと紹介され、「ミッキーマウスマーチ」では河崎先生のドラムも一緒に入ったことにより"跳ねるマーチ"のノリがとても伝わってきました。言葉で説明するより、ハネたリズムをまず身体で体感する事から始めるとよいノリが作れるそうです(とはいえ、最近はスキップが出来ない子どもも多いとか・・・)。写真
<ドラムセットの紹介、リズムトレーニング>
普段リズム譜や絵柄上でしか理解していなかった一つ一つの楽器について、音を出しながら特徴などとても分かりやすく説明して下さいました。
バスドラは、ピアノでいう左手のパート。8ビート、16ビートの違いなど、アフタービートを意識した手拍子での参加も皆で行いました。
- 一人でもアンサンブルでも、一定のパルスが常に鳴っている状態をきちんと意識する
- 常にバックビート(アフタービート)を感じて練習する
曲紹介とともに、佐土原先生と河崎先生によるリズムについての説明もあり、リズムイメージがすごく湧きました!大切な事は、メトロノーム練習だけではなく、上達の早道は上手な人とアンサンブルをすること。
プロの方の繰り出すリズムを感じ演奏する事で、自分のなかのリズム感もUPしていくのだと思います。
ぜひ、皆さんもアンサンブルへの挑戦をおすすめいたします!!
この続きは、第2回目レポートをお楽しみに!
(Rep.TOKYOポピュラーステーション 門田裕美)