昨年9月よりスタートしました第8回スペシャルキッズレベルアップレッスン。
3月で今年度のレッスンが終了しました。幼稚園年長から小学6年生までの27名の方が参加され、月に一度の公開レッスンに励んでまいりました。
今年度はP・Aコース、Bコース、Cコースそれぞれに、例年以上にレッスン曲以外の共通の課題曲、課題曲集がわたされていた様に感じます。
決してやさしい課題ではありませんでしたが、仲間の演奏やレッスンの中でともに学びながら、励まされながら、皆さんとても頑張られていたことと思います。
聴講させていただく私達指導者は、日々お教室でのレッスンで反芻している言葉を、特別講師の先生方の指導のなかでもお聞きするたびにあらためてその大切さに気づかされたり、時にはいま聴講しているレッスンの生徒が小学生だということをすっかり忘れるほどの指導内容の奥深さに夢中になっていることが多々あります。
子どもに決して無理をさせない中で基礎に妥協しないレッスンから、より高い目標を掲げても実はついてゆこうと努力ができる可能性を十分に持ちあわせている子どもたちのレッスンまで、学齢にそってレッスンを拝見できることもまたとても貴重な時間でした。
レッスンの後におこなう指導者ディスカッションでは、子どもたちに「音を聴く」ことを伝える術について、どうしたらよいものかと頭をなやませ話しあう日もありました。
曲の理解力が足りないと喝をいれていただいたこともありました。
写真は、P・Aコースをご指導いただいている安橋倫子先生より、このコースで学んできた11人の生徒たちが課題修了証書を受けとっている風景です。
5指の練習からご指導いただく子どもたちの成長も目を見張るほどです。保護者の方々のサポートの熱心さ、あたたかさも感じます。
昨今は毎年コースを継続して受講される方が多いため、私達はこの公開レッスンを通じて何年もかけてひとりひとりの子供たちの成長を見つめていくことになります。
4月はいよいよ修了コンサート。大きな舞台での演奏です。
PTNA草加・越谷南支部運営委員会
(記事担当:能村百合香)