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大人のためのピアノサロン開催しました。

456.JPG2月11日(祝・金)に大人のためのピアノサロンが開催されました。雪の降る一日でしたが、お一人お一人の心のこもった演奏で、お客様一人ひとりの心に音楽の灯りがともされた、記憶に残る時間となりました。
当日は、9名の方が、演奏されました。
あっという間の時間でしたが、個性が光るとても内容の濃い演奏会でした。

1番の方はピアノを始めたばかりの青年です。最初の音を出すまでにたっぷりイメージを作って出した音は、心をひきつけました。つい最近ご家族にカミングアウトしたそうですが、ファミリーの見守る中、がんばりました。
2番の方も、はじめたばかりの女性の方です。リハーサルから緊張して、本番も手が震えていました。その中、一音一音丁寧に演奏され、演奏が終了しました。その時の笑顔がとても素敵でした。
3番の方は、少し高齢の方です。3拍子のリズムに乗り、流れ良く演奏されていました。会場からは、同世代の方は羨望の眼差しで、若い方はあこがれの眼差しで聴き入りました。淑女という言葉がぴったりの方です。
4番の方は、今回の曲が大好きで、ずっと弾き続けていたという女性です。私も大好きな曲で、彼女の歌い方がとても素敵で、涙が出ました。演奏後に、彼女の思いを聞いたのですが、言葉がなくても伝わる演奏でした。
5番の方は、エントリーの曲を変更しても弾きたくなった曲を演奏されました。弾きたいという気持ちが前面に出て、勢いのある演奏でした。彼女の明るさが音に現れていて、会場も明るくなった気がします・
6番の方は、先生と連弾で参加されました。ステージへの苦手意識を払しょくするために先生とチャレンジした彼女ですが、心から楽しんで弾いている様子が音にも笑顔にも表れていました。
7番の方は、ピアノを再開して半年の方です。新たな気持ちで向き合ったピアノに、緊張しつつも落ち着いて演奏されていました。復帰した時の大変さは私も経験しているので、心より応援いたします。
8番の方も、復帰組です。きっと緊張されていたのでしょうが、とても楚々としていて、音楽もよく自分の気持ちを練って表現されていました。お子様もいらっしゃるご様子でしたが、よく練習されていて関心しました。
9番の青年は、趣味でずっと続けている方です。大変な難曲を演奏されました。グランミューズに出るのが目標とのことです。指導された先生が大好きなようで、感謝とその喜びが演奏に現れて素晴らしかったです。

来年もぜひ!と、言っていただき、委員一同嬉しく思っています。ぜひ来年も!


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