<Aグループの様子です>
あるお母様からレッスンの雰囲気が大分やわらかくなってきましたね?!といわれました。
SKが始まった当初は、どのお母さんも「ほかの子はどのくらい上手なのか」・「"うちの子"は上手に弾けるだろうか」・「どんなことを注意されるのだろうか」・「きちんと先生の言うことを聞けるだろうか」等、レッスン中自分の子がどれだけ良く見せられるかだけが、気になっているように感じたそうです。お母様方や、子供たちも親しく話ができる雰囲気ではなかったようでしたが、回を重ねるごとにだんだん慣れてきて少し会話も交わすようになってきて、肩のちからが抜けたようです。ライバルというより仲間という意識に変わってきて、ほかの子の演奏も楽しめるようになり、「○○ちゃんは音がきれいになったとか」・「○○ちゃんはしっかり弾けるようになったとか」、「今度はどんな曲を弾くのかな?」等、最近では他の子たちの成長も嬉しく感じるようになってきたそうです。
毎月1回、貴重なお休みをSKに連れて来て下さることを、負担に思ってらっしゃらないか少し気がかりでしたが、やはりそれぞれのお教室から才能を見込まれて来ている子のお母様達なので心配には及ばなかったようですね?!
子供たちもほかの子の演奏を聞くことでいろいろな曲を知り、そこで聞いた曲を弾いてみたいと思ったり、演奏の違いもわかるようになりました。自分の良いところもわかってきたようです。
手探り状態からはじめた企画でしたが、ようやく当初のこちらの想い(グループレッスンのメリット)が伝わった様な気がして嬉しくなりました。