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新名古屋ステップ開催レポート(2020.2.2)

2019年度新名古屋ハーモニーステップが、去る2月2日(日)無事に開催されましたので報告します。

会場は、今回もカワイ名古屋2Fコンサートサロン"Bourree"でした。使用したピアノは、カワイが誇るSK-EX。ソロや連弾でも、このピアノが持つ本来の素晴らしさが伝わりましたが、さらにヴァイオリンやチェロとのアンサンブルになると、その響きが重なり合い、SKの豊かな響きが"Bourree"にいる人を包み込むようでした。

さて、今回デュオでの参加者は17名。トリオでの参加者は20名でした。一流のヴァイオリニストとチェリストとの共演を経験された方から「一緒に演奏して、その微妙なノリの違いをご指摘いただくと言う指導は、アンサンブルならではのことです。」とうれしい言葉をいただきました。弦楽器のお二人の先生には、長時間に及ぶ、本番前日の熱く的確なレッスンと本番の熱演に対して、主催者として心よりお礼申し上げます。

また、今回のアドバイサー松本裕子先生、山添裕美先生、大導寺錬太郎先生、塚田めぐみ先生には、大変お世話になりました。先生方からいただいたメッセージは、出演者たちの宝になると思います。宝と言えば、山添先生が講評の時「皆さんのピアノの音はお家の何だと思いますか?」と尋ねられ、会場がシーンとなりました。私も何だろう?と考えましたが、答えはわかりませんでした。すると山添先生が「皆さんのピアノの音はお家の宝です。」とお答えになられました。それを聞かれたご家族の方は、まさにその通りだと頷かれていました。

皆様にいつまでもピアノを続けていただける一助になるように、これからも新名古屋ハーモニーステップを開催していこうと強く思いました。これからも皆様どうぞよろしくお願いします。

渡辺公子


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