2021年12月 1日

高松冬季ステップ開催します(2021.12.5)

             ごあいさつ

皆さま、高松冬季ステップへ ようこそ!
早々にお申し込み下さった参加者の皆さまには、せっかくの
ステージをたっぷりとお愉しみいただきたいと思います。
万全の感染予防対策を心がけながら、スタッフ一同、
心を込めてお手伝いさせていただきます。

今回は、アドバイザーの小倉 貴久子先生にトークコンサートを
お願いしております。昨年来、生の演奏を聴ける機会が激減して
しまっている中で、こうして先生の素敵な生演奏を間近でお聴かせ
頂けるなんて、本当に嬉しい限りです。この貴重な機会を、皆さまと
ご一緒に楽しませていただきたいと思っております。

今日のステップが、日々前向きに努力を重ねておられる皆さまに
とって、さらなる一歩への足掛かりとなり、また、大切な思い出の
1ページとなりますことを願っております。     

           ピティナ さぬき高松ステーション

(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2020年12月17日

高松冬季ステップ開催レポート(2020.12.6)

高松冬季ステップ開催レポート

今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で私たちの生活が一変してしまいました。これまでは当たり前だと思って過ごしていたことがままならない状況になり、困惑したり疲弊してしまう場面も多々あったように思います。音楽界においても演奏会などの中止や延期が相次ぎ、素晴らしい生演奏に触れる機会や学びの場も激減してしまいました。

そんな中でも、多様な学び方を模索しながらコツコツとピアノの練習を積み重ねてこられ、先日のステージで成果をご披露された皆様にスタッフ一同拍手を送りながら、レポートさせていただきます。

2020年12月6日日曜日サンポートホール高松第1小ホールにて、高松冬季ステップが開催されました。アドバイザーに赤松林太郎先生と宮入友子先生をお迎えし、総勢77組の皆様に熱演を披露していただきました。

皆さんマスクをきちんとされ、入り口では検温や名簿のご記入に快くご協力くださり、ソーシャルディスタンスを保ちながら集まって下さいました。スタッフもフェイスガードや除菌グッズで感染対策を万全に皆様をお迎えしました。

ホールの中では可愛いクリスマスの飾りつけを楽しんでいただきながら、出番をお待ちいただき、演奏後はすぐにホールを出られることもご案内していたので、皆様安心して演奏に集中していただけたのではないかと思います。

今回は大勢での参加が出来なかったものの、連弾や少人数でソーシャルディスタンスを取りながらの楽しい演奏も披露していただきました。ピアノ以外に鈴やウインドチャイム、ドラムセットとのアンサンブルもあり、ステージを盛り上げていただきました。演奏される方はもちろん聴いている客席の方も楽しそうで、やっぱり生の音楽は良いなあと改めて感じる瞬間でした。アフターコロナの到来が待ち遠しいですね。

例年はアドバイザーの先生方に継続表彰の授与をしていただいていますが、やはりこれも感染対策の一つで、演奏後ステージにて賞状と楯やキーホルダーをお渡ししました。今回は、5回6名、10回7名、15回2名、20回2名、25回1名、30回1名、そしてなんと50回と60回の方が1名ずついらっしゃいました。60回の楯の美しいこと!表彰を受けられた方の努力の賜物ですね。皆様本当におめでとうございました。

アドバイスいたきました赤松林太郎先生、宮入友子先生、本当にありがとうございました。

音楽は、私たちの様々な生活シーンにおいて活力や希望を与えてくれます。皆さまがこれからも長くピアノ演奏を楽しみながら、音楽の力をエネルギー源とされることをお祈りしております。

新たな年にはきっと明るい展開がみられることを信じながら、次回また皆様にお会いできることを楽しみにしております。

ピティナさぬき高松ステーションスタッフ一同

2020年11月30日

高松冬季ステップ開催します(2020.12.6)


             ごあいさつ

  皆さま、高松冬季ステップへ ようこそ♪
 コロナ禍においても、早々にお申し込みの上ご参加下さった皆さま、
 また、本日のステップ開催を実現するためにご尽力下さった全ての方々に
 心より感謝申し上げます。

  今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で私たちの生活が一変して
 しまいました。これまでは当たり前だと思って過ごしていたことがまま
 ならない状況になり、困惑したり疲弊してしまう場面も多々あったように
 思います。音楽界においても演奏会などの中止や延期が相次ぎ、素晴らしい
 生演奏に触れる機会や学びの場も激減してしまいました。
  そんな中でも、多様な学び方を模索しながらコツコツとピアノの練習を
 積み重ねてこられ、本日ステージで成果をご披露して下さる皆さまの努力
 には、精一杯の拍手を送りたい気持ちです。スタッフ一同、心を込めて
 お手伝いさせて頂きます。

  音楽は、私たちの様々な生活シーンにおいて活力や希望を与えてくれ
 ます。皆さまがこれからも長くピアノ演奏を楽しみながら、音楽の力を
 エネルギー源とされることをお祈りしております。
  新たな年には きっと明るい展開がみられることを信じながら、本日は
思い出に残る素敵なひとときをお過ごし頂けますように・・・!

 ピティナ さぬき高松ステーション

(当日のプログラムより)

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2019年5月 9日

高松春季ステップ開催レポート(2019.4.20-21)

2019年4月高松春季ステップレポート

2019年4月20日と21日の二日間、サンポートホール高松4F第一小ホールにて高松春季ステップ(1)(2)を開催いたしました。アドバイザーに添田みつえ先生、ピアノデュオドゥオールの藤井隆史先生、白水芳枝先生をお迎えし、学びに満ちた二日間を各部の様子と継続表彰写真、ご講評、ワンポイントレッスンの順に振り返って参ります。

初日の第1部、第2部は小学校低学年から大人まで幅広い年齢層の方々による、それぞれがピアノとどう向き合っているかが強く伝わってくる演奏でした。コンペを控えた小学生たちは課題曲中心にしたセットリストで、日ごろから真面目に練習している丁寧な演奏。中学生~大人の方は、生活との両立を目指しながらピアノを続けている方が多く、「ピアノが好き!」「こんな風に弾きたい」というこだわりが演奏から伝わってきました。特に、習って5か月目という大人の方が暗譜でチャレンジした中島みゆきの「糸」。とても温かい音色で心のこもった演奏に会場が感動に包まれました。

二日目の1~3部は、幼児~小中学生の多いプログラムで、年齢が進むにつれソロだけでなく連弾やカホン、バイオリン、歌唱など様々なアンサンブルが楽しめるようになり、選曲の幅も広がるなど、可能性を感じる非常に楽しい時間でした。。

小学校低学年の子供たちは、自分のピアノだけでなく他楽器にいかにアンテナを張れるかと挑戦する様子。年齢の高い方のアンサンブルからは、ハーモニーを感じる喜び、アンサンブルの楽しさが伝わる、そんなみずみずしい演奏の数々でした。その継続表彰の様子です。

4~5部はコンペを意識した出場者が多く、各時代らしさの追求、拍やペダリング、指のテクニックの習得など、明確な目標を持った演奏が多く続きました。同じ課題曲でも弾く人によって個性が感じられ、改めて模倣ではなく答えは一つではないこと、何を伝えたいかそれぞれがよく考えて表現することの大切さを目の当たりにしました。その継続表彰の様子です。

6~7部は、さらに上を目指す学習者、音大受験を目指す方、大人になってからも深くピアノを楽しんでおられる方々の味わい深い演奏が続きました。前の部に続き「こうなりたい」と強い意志を持った演奏、その方の人生そのものが年輪のように感じられる、心打つ演奏の数々でしたが、遅い時間ということもあり聴衆が少なく非常にもったいないこと、1人でも多くの方に聴いて頂くための工夫が必要など、今後の課題も残りました。その継続表彰の様子です。

  そんな私たちに、アドバイザーの添田みつえ先生、白水芳枝先生、藤井隆史先生は温かく具体的なご講評をくださいました。先生方が共通におっしゃったことが、調性を感じること。特にバスラインや和音など、中~低音部は♯系♭系をはじめ調のカラーを出す役割が大きいこと、それを感じることでより作曲者の思いに近づくことが出来ることをアドバイスくださいました。また、添田先生からはスタッカートやトリルを無理なく美しく響かせるための指のトレーニング方法をご紹介くださいました。

また、白水先生からグランミューズの方について、大人の体の変化と演奏技術の維持という相反する葛藤の中で心打つ演奏は決して技術だけではない、その方の生きていた時間が凝縮されて音で表現されることがどれほど大切か、是非多くの方と共有して頂きたいというメッセージをくださいました。

また、藤井先生と白水先生からはピアノ連弾について踏み込んだアドバイスも多く頂けました。四手をよく聴き音量バランスを考えること、相手を感じること。 そういった情報処理がソロよりはるかに多いという意味で難しく、奥深いこと。 2人で作り上げることによってどんな効果が得られるか、どんな「今日のベスト」を目指すか、その都度二人で目標を設定しながら練習するとよいことをアドバイス下さり、「ソロも連弾も、どんな練習も本番も全ての音楽を感じる時間は繋がっており、弾けた先にある喜びを感じてくださいね」とメッセージをくださいました。

添田みつえ先生、白水芳枝先生、藤井隆史先生、ありがとうございました。

藤井隆史先生と白水芳枝先生によるワンポイントレッスンは、ご講評頂いたことを実際にステージで実践される様子を会場の皆さんで見て学ぶ貴重な時間でした。

連弾ではセコンド、バスラインが推進力になり、内声はバスの中に完全に入る音量にする。年齢差も含めた音量バランスのコントロールにも気を配ることで、より一体感ある演奏に変わりました。

ピアノソロでも、各声部の役割を整理し音量バランスに気を配ること。長いフレーズの途中で息切れしないよう、計画性方向性、目的地を常に意識することで、より色鮮やかな演奏に変化しました。

トークコンサートでは、ピアノデュオ ドゥオールの藤井隆史先生、白水芳枝先生による「春が来た!」と題して、ブラームス「ワルツ」、ヨハンシュトラウス2世「美しき青きドナウ」、ラヴェル マ・メール・ロワより「妖精の園」、ブラームス「ハンガリー舞曲5番」が演奏されました。

ピアノから、ティンパニのような低音、木管楽器の柔らかい音色、波のような弦楽器の音が次々にあふれ出し、会場中が魅了されました。演奏だけでなく、舞曲と音楽の関係のお話や演奏準備中のちょっとしたコツなど、ここでも1秒を惜しんで多くのアドバイスをくださいました。藤井隆史先生、白水芳枝先生、ありがとうございました!

最後になりましたが、毎回高松のステップに出演させて頂いている高松バスティン研究会鍵盤ハーモニカ部コンセールオリヴィエの集合写真をご覧いただいて、レポートを締めくくらせて頂きます。

今回はお誕生日を迎えられたばかりの白水先生に、トークコンサート後に客席からコンセールオリヴィエによる「ハッピーバースディ」のサプライズ演奏がありました。そんな楽しいひと時を含め、熱い二日間を多くの方と共有でき、ステーションスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。

さぬき高松ステーション

2019年4月17日

高松春季(2)ステップ開催します(2019.4.21)

              ごあいさつ

皆さま、高松春季ステップへようこそ♪
いつも大勢の方々にご参加、ご来場いただきまして、心より感謝
申し上げます。
今日まで練習してこられた成果を発揮して、のびのびと演奏ができ
ます様、スタッフ一同、心を込めてお手伝いさせていただきます。

午前の部の最後には、昨年の冬季ステップに続いて "ピアノデュオ
ドゥオール" のお二人にトークコンサートをお願いしました。
お二人の 魅力溢れる連弾の演奏とトークをお楽しみください!
また、午後の部にはアドバイザーの先生方によるワンポイントレッスン
もありますので、レッスンを受講される方も会場で聴かれる方も、
素晴らしいアドバイスを吸収して、これからの演奏に繋げていただけ
たらと思います。

参加者の皆さまは、今日のステージを思いっきり楽しんでいただき、
さらなる飛躍の糧としていただけると嬉しく思います。会場の皆さま、
どうぞ温かい拍手で応援をお願いいたします。

                ピティナさぬき高松ステーション

(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

高松春季(1)ステップ開催します(2019.4.20)

            ごあいさつ

皆さま、高松春季ステップへ ようこそ♪
いつも大勢の方々にご参加、ご来場いただきまして、心より
感謝申し上げます。今日まで練習してこられた成果を発揮して、
のびのびと演奏ができます様、スタッフ一同、心を込めてお手
伝いさせていただきます。

今回は、アドバイザーの先生方によるワンポイントレッスンを
お願いしています。レッスンを受講される方も会場で聴かれる
方も、素晴らしいアドバイスを吸収して、これからの演奏に
繋げていただけたらと思います。

参加者の皆さまには、今日のステージを思いっきり楽しんで
いただき、さらなる飛躍の糧としていただけると嬉しく思います。
会場の皆さま、どうぞ温かい拍手で応援をお願いいたします。

             ピティナさぬき高松ステーション

(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2019年1月16日

高松冬季ステップ開催レポート(2018.12.15)

2018年12月15日、サンポートホール高松4F第1小ホールにて、高松冬季ステップが開催されました。
この日の高松は寒さも本格的になりはじめた冷たい朝でしたが、人気のピアノデュオ ドゥオールの藤井隆史先生、白水芳江先生と、後藤れい子先生、高原典子先生をアドバイザーにお迎えするとあり、104組もの出演者でホールが熱気に包まれました。
まず、その1~8部の様子をレポートいたします。

1部、2部は習い始めて間もない子供たちの可愛らしい演奏、連弾、室内楽、カホンや歌を含むアンサンブルなど、音楽の楽しさあふれる演奏の数々が披露されました。
導入の頃からピアノソロだけではない様々な楽しみ方が出来るのは素晴らしいなあと思いました。
そんな1部2部の演奏に、アドバイザーの後藤れい子先生が「弦楽器や他楽器がいる中でのピアノの役割を考えて表現しましょう。弦楽器がハーモニー変化を感じて音色を変化させていることをピアニストも感じ取りましょう」とアドバイスを下さいました。
後藤先生、ありがとうございました。
その継続表彰の様子です。
継続表彰を受けられる出演者の方、アドバイザーの先生方に加え、室内楽をご一緒してくださったバイオリンの西浦弘美先生、チェロの片山智夫先生です。

続きまして、午後から行われた3~4部は、高松バスティン研究会鍵盤ハーモニカ部「コンセールオリヴィエ」の鍵盤ハーモニカアンサンブルからはじまり、学習者の伸び盛りの演奏、ステージ経験の多い出演者のこだわりの演奏が続きました。
4部ともなれば、バッハや様々なコンクールを意識した中高生の圧巻の演奏が続き、会場も熱心な空気に包まれ、出演者も保護者の方も楽しみながらも学ぼうという気持ちを共有し合いました。
そんな3~4部の演奏に、アドバイザーの白水芳江先生が「ステージという空間と限られた時間で何を伝えたいかを意識しましょう。楽譜は作曲家からのお手紙と思ってしっかり読んで考えましょう。アンサンブルでは、練習の苦労が喜びに変わる瞬間を本番で是非味わって下さいね」とアドバイスくださいました。
白水先生、ありがとうございました。
その3~4部の継続表彰の皆さんです。
生き生きとした躍動感ある3~4部でした。

5~6部は、さらに上を目指す方、奥深い表現や技術を真剣に学んでいる方、専門の道への進学も視野に入れる方々の高度な演奏が多く、大変聴きごたえがありました。
数組の連弾もデュオ歴の長さを感じる息の合った演奏でした。
アドバイザーの高原典子先生は、「勉強や進学も考えるこの時期、ご家庭での練習時間も貴重です。今、経験していること学んでいることは全て、将来の役に立ちますので頑張って下さい」とアドバイスくださいました。
高原先生、ありがとうございました。
その5~6部の継続表彰です。
大曲を弾ききったりりしく誇らしい表情の皆さんでした。

7~8部は、ピアノを長く人生の友として楽しまれている大人の愛好家の方を中心とした、大変味わい深い演奏が続きました。
忙しい日常だからこそこの曲を選曲したという、ドヴュッシーの『版画』を弾かれた方。
会場の皆さんと少しでも一体感を感じたいと、ラヴェルのソナチネを演奏された方。
信州で育った作曲者に思いを寄せたいと、高田三郎の『ピアノのための前奏曲集』から5曲を演奏された方。
どの方も、それぞれ歩まれてきた人生を感じる音色でいらっしゃいました。
アドバイザーの藤井隆史先生は、「テクニックを維持しつつ味わいのある演奏をするために、本当に指から調性や曲の舞台を意識した音色が出ているのか?練習の時から少し離れた場所に聴覚があると思って客観的な聴き方を重ね、今後も長く演奏を楽しまれてくださいね」とアドバイスを頂きました。
藤井先生、どうもありがとうございました。
その7~8部の継続表彰の様子です。
この方は35回目とのことで、晴れやかな表情にとても感動しました。

次に、トークコンサートの様子をご紹介いたします。
藤井隆史先生、白水芳江先生によるピアノデュオ ドゥオールによる「ワルツな心」と題された15分のコンサート。
小ホールがまるでミュージカルの大劇場になったかのような、魅惑の演奏を披露してくださいました。
特に、白水先生の朗読を交えたサンサーンス「動物の謝肉祭」より「白鳥」は、緑濃い森、湖に泡立つさざ波、優しく物悲しい白鳥の姿が、見事に音で再現され会場を魅了しました。
素晴らしいトークコンサートを、本当にどうもありがとうございました。

最後に、ロビーで行われたドゥオールのサイン会やCD販売の様子や、そのほか何枚かの写真をご紹介して終わりにしたいと思います。
8部終了後の藤井隆先生、白水芳江先生、後藤れい子先生。
ドゥオールのCD販売の様子。
高松バスティン研究会鍵盤ハーモニカ部コンセールオリヴィエの集合写真。
以上、どの場面をとっても出演者の皆さんの個性光る素敵な演奏でいっぱいの高松冬季ステップのレポートでした。

2019年1月11日

【実施レポ】2018/12/16  ピアノデュオ ドゥオールによる連弾 公開レッスン

2018年12月16日(日)に(株)ヤマハミュージックリテイリング高松店 2Fフロアにて藤井 隆史先生、白水 芳枝先生をお招きし、「 ピアノデュオ ドゥオールによる連弾 公開レッスン」を開催いたしました。

レッスンに先立ちミニコンサートが行われ、グリーグの組曲「ペールギュント」など馴染みの曲を4手連弾で演奏してくださいました。深いバスに高音域の繊細なメロディーの一音が乗った瞬間、セミナー会場がまるでオペラハウスになったかのような空気に包まれ、会場全体があっという間に連弾の魅力に取りつかれたところで、いよいよ公開レッスンがスタートしました。
先生方は、二人で取り組む一曲を魅力あふれる音楽にしていくために必要なポイントの数々を、実際の子供たちの連弾レッスンを通してお伝えくださいました。

まず、先生方が必ずアドバイスなさることは「どんな曲か出来る限り知ること」。
作曲者や時代はもちろん、曲のタイトルの意味や背景、そこから来るイメージを二人で共有すること。楽譜を隅々まで見て、楽語や記号をきちんと知っておくこと。
そのうえで先生方が必ず子供たちに「二人でどんな舞台を作り上げたいですか?」と問いかけられます。子供たちが「砂漠みたいな舞台」「森の中のような空間」など舞台のイメージを伝え合い、まず一回通して弾くと早速先生方のご指導が入ります。
イメージした舞台を二人四手が奏でる音で作り上げるために必要なこと――
・和声の構造と四手のバランスを常に意識する
・リズムや拍、テンポ感の共有の仕方
・プリモのメロディーの歌い方、タッチや音色のコントロールの仕方
・セコンドのハーモニーやリズムの感じ方、プリモをどこに連れていくか
・音の鳴っていない時間(休符、呼吸、終わった後など)の共有の仕方
をどんどんアドバイスしてくださいます。
特に四手のバランスは、それぞれの右手と左手がピアノソロと全く違う場合が多々あり、楽譜から読み取りしっかり耳を使って練習していく必要を感じました。
この日は、下は年長さんから上は大学生の生徒さんたちが連弾レッスンを受けられましたが、どのレベルどの年齢の生徒さんたちにも、大切なポイントは同じだということが分かりました。

レッスンを受けた生徒さんたちは連弾の楽しさやワクワク感、奥深さを存分に味わって皆とても充実感あふれる表情です。
素晴らしい学びの2時間となりました。
ドゥオールの藤井隆史先生、白水芳江先生、どうもありがとうございました。

Rep:横田 明子

【実施レポ】2018/12/16  ピアノデュオ ドゥオールによる連弾 公開レッスン

2018年12月16日(日)に(株)ヤマハミュージックリテイリング高松店 2Fフロアにて藤井 隆史先生、白水 芳枝先生をお招きし、「 ピアノデュオ ドゥオールによる連弾 公開レッスン」を開催いたしました。

レッスンに先立ちミニコンサートが行われ、グリーグの組曲「ペールギュント」など馴染みの曲を4手連弾で演奏してくださいました。深いバスに高音域の繊細なメロディーの一音が乗った瞬間、セミナー会場がまるでオペラハウスになったかのような空気に包まれ、会場全体があっという間に連弾の魅力に取りつかれたところで、いよいよ公開レッスンがスタートしました。
先生方は、二人で取り組む一曲を魅力あふれる音楽にしていくために必要なポイントの数々を、実際の子供たちの連弾レッスンを通してお伝えくださいました。

まず、先生方が必ずアドバイスなさることは「どんな曲か出来る限り知ること」。
作曲者や時代はもちろん、曲のタイトルの意味や背景、そこから来るイメージを二人で共有すること。楽譜を隅々まで見て、楽語や記号をきちんと知っておくこと。
そのうえで先生方が必ず子供たちに「二人でどんな舞台を作り上げたいですか?」と問いかけられます。子供たちが「砂漠みたいな舞台」「森の中のような空間」など舞台のイメージを伝え合い、まず一回通して弾くと早速先生方のご指導が入ります。
イメージした舞台を二人四手が奏でる音で作り上げるために必要なこと――
・和声の構造と四手のバランスを常に意識する
・リズムや拍、テンポ感の共有の仕方
・プリモのメロディーの歌い方、タッチや音色のコントロールの仕方
・セコンドのハーモニーやリズムの感じ方、プリモをどこに連れていくか
・音の鳴っていない時間(休符、呼吸、終わった後など)の共有の仕方
をどんどんアドバイスしてくださいます。
特に四手のバランスは、それぞれの右手と左手がピアノソロと全く違う場合が多々あり、楽譜から読み取りしっかり耳を使って練習していく必要を感じました。
この日は、下は年長さんから上は大学生の生徒さんたちが連弾レッスンを受けられましたが、どのレベルどの年齢の生徒さんたちにも、大切なポイントは同じだということが分かりました。

レッスンを受けた生徒さんたちは連弾の楽しさやワクワク感、奥深さを存分に味わって皆とても充実感あふれる表情です。
素晴らしい学びの2時間となりました。
ドゥオールの藤井隆史先生、白水芳江先生、どうもありがとうございました。

Rep:横田 明子

2018年12月12日

高松冬季ステップ開催します(2018.12.15)

ごあいさつ

皆様、高松冬季ステップへ ようこそ!
今回も大勢の方々にご参加ご来場いただき、心より御礼申し上げます。
演奏して下さる皆様には、せっかくのステージを
たっぷりと愉しんでいただきたいと思います。
スタッフ一同、心を込めてお手伝いさせていただきますね。

冬季ステップ恒例となったアンサンブル体験のコーナーでは、
今年もヴァイオリンの西浦 弘美先生、チェロの片山 智夫先生が共演して下さいます。
いつも快くご協力下さる先生方には、深く感謝しております。
まだ体験されていない方も、一度お気軽にチャレンジしてみられませんか?

さて、今回のトークコンサートは、
ピアノデュオ ドゥオールのお二人にお願いしています。
日本中で引っ張りだこの、息ぴったりの素晴らしいデュオの演奏を、
ご一緒にゆっくりと味わいながら鑑賞させていただきましょう!
今日一日、皆様の心に響く演奏との出会いをお楽しみいただければ幸いです。

                  
ピティナ さぬき高松ステーション

(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら


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